【e絵本】人体模型と仲良くなろう「あそんでまなべる人体模型パズル」

 筆者が小学生の頃、理科室の人体模型というと“なんとなく不気味”なイメージがありました。今もそうなのかな? 部屋の片隅で、じっと息をひそめるような等身大の骸骨人間……う~ん、怖い!

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あそんでまなべる人体模型パズル
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 筆者が小学生の頃、理科室の人体模型というと“なんとなく不気味”なイメージがありました。今もそうなのかな? 部屋の片隅で、じっと息をひそめるような等身大の骸骨人間……う~ん、怖い!

 でも、あの怖さってもしかすると、たまにしか授業に登場しないから余計に感じたものかもしれません。そういえば「パーツがバラバラになるから触るんじゃありません」と言われた記憶も。日常的に触れていいものだったら、きっとフレンドリーな印象をもっただろうし、遊びながらかなり勉強できたのではないかと、大人になった今では思います。

 前置きが長くなりました。今回ご紹介するのは「あそんでまなべる人体模型パズル」。iPhone/iPad対応、Digital Geneより無料配信中。

 人体模型の内容物を正確な位置に当てはめる、パズルゲームのアプリです。臓器に焦点をあてたステージ、骨格に焦点をあてたステージ、さらに臓器と骨格を一度にパズルで遊べるステージが用意されています。また、それぞれのステージで、臓器や骨格を置く際のガイドとなる枠線が、あるバージョン・ないバージョンとあり、習熟度に合わせて遊び方を選べる仕組みになっています。

 「臓器や骨の場所なんて、大体わかってるよ」とお思いのママ、パパ。お子さんと開く前に、ちょっと予習しておいた方がいいかもしれません。

 というのも、筆者(超文系)が実際にマゴマゴする場面が多々あったのです。「あれ、“腎臓”ってこんなとこにあるの?」「“尾骨”ってここじゃないのっ!?」「最後に残った“脾臓”の場所がわからない…」など、書くのもお恥ずかしい有様。私ほどではないにしろ、久しぶりの人体模型君との再開です。たっぷり楽しんで慣らしておくと、子どもたちへのレクチャーもスムーズにいくのではないでしょうか。

 ちなみに、どうしてもわからない場合は「アシスト」機能でヒントをもらうこともできますよ。アプリの中の人体模型が、人体への興味のきっかけになれば嬉しいですね。
《てらしまちはる》

てらしまちはる

ワークショッププランナー/コラムニスト/絵本ワークショップ研究者。東京学芸大学個人研究員。2022年3月に単行本『非認知能力をはぐくむ絵本ガイド180』(秀和システム)を刊行。絵本とワークショップをライフワークとしている。アトリエ游主宰。

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