【大学受験2013】国公立や私大難関校で志願者減、その要因は?

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旧七帝大の志願状況
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 大学入試センター試験の志願者数は57万3,344人で、前年度より1万7,807人増加したにもかかわらず、国公立大学2次志願者は34万4,623人で昨年度同時点と比べて9,490人減少した。その要因は何だろうか?

 大学入試センターによると、大学入試センター試験の志願者数は57万3,344人で、前年度より1万7,807人多かった。このうち、高校を経由して出願した現役生は、前年より2万153人増の45万9,866人となった。現役生の増加は、来春卒業予定の高校3年生の生徒数が前年比104%と多いことが大きな要因だ。

 前年度よりセンター試験志願者が増えたにもかかわらず、文部科学省が2月6日に発表した国公立大学2次志願者は34万4,623人で昨年度同時点と比べて9,490人減ったのは、なぜだろうか?

 要因の1つに、今年のセンター試験が難しかったため、2次出願を控えた受験生が多いことが考えられる。前年より難化が顕著となった科目は、国語の101.04点(昨年比ー16.91点)、倫理の58.83点(ー10.18点)、数学I・Aの40.83点(ー18.95点)、理科総合Aの44.75点(ー23.17点)であった。

 旧七帝大の志願状況をみると、東京大学(978人減)と名古屋大学(469人減)、大阪大学(1,713人減)、九州大学(50人減)と志願者数が前年と比べて減少しており、7大学の増減数は計2,520人減少した。

 早慶とGMARCHの志願状況をみると、私立の主要8大学の志願者増減数は、前年と比べ、センター利用受験が2,376人減(99.1%)、一般入試が1,697人増(101.1%)となった。私立大学の出願状況をみても、センター試験で勝負する受験生が減ったことがわかる。また、早稲田(1,759人減)、慶應義塾(480人減)、明治(3,041人減)、中央(2,283人減)で志願者数が前年と比べて減少した。

 「浪人のリスクのある難関大学を避け、合格確実な大学を目指す安全嗜好が強い。GMARCHのなかではやや難易度が低めの法政は、着実に志願者を増やしている。」「就職の厳しさから、地元の企業に就職実績のある地元大学へ進学を希望するといった地元志向になっている。」と分析する有識者もいる。
《工藤めぐみ》

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