センター過去問、難関入学者の国語の平均演習年数は10.9年分

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アンケート センター試験の平均年収年数の結果
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 「大学入試シリーズ(通称 赤本)」を発行する教学社は、難関大学入学者を対象にセンター試験の過去問演習に関するアンケートを実施し、調査結果を発表した。調査の結果、過去問演習量がもっとも多かったのは国語で、平均10.9年分だという。

 同調査は、2月27日から4月15日の期間に、2013年4月に入学した国公立大学49名、私立大学68名の計117名に対し、大学入試センター試験の「過去問演習の年数」「学習のポイント」について聞いたもの。

 「受験生のときに、センター試験の過去問を何年分解きましたか」という問いでは、平均過去問演習量がもっとも多いのは国語で、平均10.9年という結果となった。その理由として、「国語は現・古・漢の時間配分をつかむことが大切」という意見が多く、センター試験の国語は現代文(評論、小説)・古文・漢文という4つの大問に分かれているため、過去問を使って解く順や時間配分など自分なりの戦略を立てる必要があるためだからという。

 センター試験がほぼ必ず必要となる国公立大学に対し、私立大学の入試では必須ではないが、私立大学入学者も国語は10年近く、英語は8年以上の演習をおこなっているという結果となった。センター試験利用方式の入試を実施した私立大学は、2013年度は520大学で私立大学の約9割にあたる。受験生は個別入試とあわせてセンター利用入試に出願することで合格のチャンスが増えるため、私立大学志望者にとってもセンター試験の重要度は高いといえる。

 また、英語(リスニング)の演習量は4.7年分と一見少なくみえるが、実施開始が2006年と遅く、過去問は7年分しかないためで、演習する必要性が低いわけではない。むしろ過去問に対する割合でみると、リスニングがもっとも高い数字となる。

 「センター試験の攻略ポイントを、科目ごとに教えてください」という問いでは、英語(リスニング)の学習ポイントを回答した6割以上が、「普段から英語を聴くこと」「耳を慣らすこと」を重視していたと回答。「一度解いた問題でもいいので、とにかく聴く時間を増やす」という意見も多く、問題の形式に慣れること以上に、聴く経験を積むことが重要と考えていることがわかった。

◆大学入試センター試験について(過去問演習年数、学習のポイント)
調査方法:アンケート調査
回収期間:2月27日(水)~4月15日(月)
調査対象:2013年4月入学の117名(国公立大学49名・私立大学68名)
北海道大学、東北大学、筑波大学、千葉大学、お茶の水女子大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、大阪市立大学、神戸大学、奈良女子大学、広島大学、青山学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、上智大学、中央大学、東京理科大、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学
《水野こずえ》

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