京都大学は大学教育の国際化のため、5年後を目途に100人規模の外国人教員を新規採用する。教養科目の半分以上を英語で講義することを目指す。 京都大学は現在、一般教養1,100コマのうち、約5%にあたる60コマの授業が英語で行われているという。2013年4月に国際高等教育院(仮称)を新設し、国際化に対応した組織改革を行う。 世界の大学や外国人研究者との強固なコネクションを活かし、2014年度より外国人教師を徐々に増やし、5年後には100人規模を新規採用する。教養科目の半分以上を英語で講義する事を目指し、国際化に対応した教学マネジメントを実現するとしている。 この改革に対し、「国際高等教育院」構想に反対する人間・環境学研究科教員有志の会は3月14日、ウェブサイトに反対声明を掲載している。