障害のある学生の修学支援実態調査…JASSO調べ

 日本学生支援機構は3月15日、障害のある学生の修学支援に関する実態調査結果を発表した。大学、短期大学、高等専門学校における障害学生の在籍率は0.37%で、授業支援の内容は「教材の拡大」「ノートテイク」「教室内座席配慮」などが行われていることが明らかになった。

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授業支援実施状況(授業支援内容別・障害種別)
  • 授業支援実施状況(授業支援内容別・障害種別)
  • 受験時に特別措置を行なった受験者数 (障害種別・学校種別)
  • 授業支援実施状況(授業支援内容別・障害種別)
  • 進路状況
  • 進路状況 (学校種別・障害種別)
 日本学生支援機構は3月15日、障害のある学生の修学支援に関する実態調査結果を発表した。大学、短期大学、高等専門学校における障害学生の在籍率は0.37%で、授業支援の内容は「教材の拡大」「ノートテイク」「教室内座席配慮」などが行われていることが明らかになった。

 同調査は2012年5月1日現在、全国の大学、短期大学、高等専門学校を対象に、障害のある学生の修学支援に関する実態調査を実施。1,197校の回答を得た(回収率99.9%)。なお、障害学生とは、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳および療育手帳を有している学生または健康診断等において障害があることが明らかになった学生である。

 大学、短期大学、高等専門学校の障害学生数は11,768人で、前年度より1,532人増加。全学生に占める障害学生の在籍率は0.37%で、前年度より0.05ポイント増加した。

 受験時の特別措置について、AO入試や推薦入試、障害者特別入試といった「特別入試」を受験した障害学生は581人、「特別入試以外の入試」を受験した障害学生は2,054人であった。

 障害学生への授業支援の内容は、視覚障害者では「教材の拡大」(実施率53.1%)、聴覚・言語障害では「ノートテイク」(実施率55.7%)、肢体不自由では「教室内座席配慮」(実施率60.4%)、支援発達障害では「休憩室の確保」(実施率17.6%)などが実施されている。

 卒業生の進路状況は、進学が179人で前年度より35人減少、就職が831人で前年度より154人増加で、進学者のうち就職している者17人を加えた全就職者数は848人で前年度より125人増加した。
《工藤めぐみ》

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