大阪府教育委員会は4月1日、小中高校の英語教育改革に向けてプロジェクトチームを始動する考えを明らかにした。プロジェクトチームは、ネイティブスピーカーや有識者など外部も含めて数人で構成されるという。 国際化が進む中、大学に入っても実践的に英語が使えず、日本の国際力が低下していることを懸念し、世界に通用する英語を小中高校で身に付けてもらうとしている。同日就任した中原徹教育長が推進し、プロジェクトチームの人選などはこれから行う。 具体的な学習方法として、発音と文字を一致させて学ぶ「フォニックス」の導入を検討している。大阪市が実施する英語教育と連携し、協力しながら進めていくという。