文科省では、本来、学生の期間は、しっかり勉強して欲しいという前提で、大学生の就職活動時期を4年生の4月以降に遅らせることを検討している。大企業優先の就職活動ではなく、中小企業も優秀な学生が確保できるよう、厚生労働省などと相談しながら進めていくとしている。外資系企業は強制できないかもしれないが、できる限り協力を要請するという。
また、経営者サイドだけではなく、国家試験など国が行うことについても時期を遅らせる考えを明らかにした。
時期は、来春からは時間的に厳しく、官邸と相談しながら、学生に不安感を与えないようなタイミングで確実に実施するという。できるだけ早く取りまとめて、関係各所にお願いをしていくとしている。