東洋大・中京大、2014年度入試で紙の願書廃止…出願の完全ネット化

 中京大学は4月25日、2014年度一般入試から紙の願書を完全廃止し、インターネットのみで出願を受け付けると発表した。近畿大学や東洋大学も願書の完全ネット化を宣言しており、出願の完全ネット化が普及しつつある。

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 中京大学は4月25日、2014年度一般入試から紙の願書を完全廃止し、インターネットのみで出願を受け付けると発表した。近畿大学や東洋大学も願書の完全ネット化を宣言しており、出願の完全ネット化が普及しつつある。

 中京大学は、2007年度入試からネット出願を導入。その後、コスト削減を行い、2011年にネット出願者の受験料を5,000円割引く「ネット割出願を」実施。その結果、2013年度の一般入試の出願者が東海地区の大学でもっとも多い2万9,821人となり、ネットによる出願は全体の98%を占めたという。

 中京大学は、ネット出願が受験生に十分浸透したと判断し、2014年度から一般入試において紙の願書を完全に撤廃し、原則インターネットのみで出願を受け付けることとした。願書紙代や願書処理人件費などが削減できる分を、受験生の経済的な負担減に繋げていきたいとしている。

 東洋大学は先月、入試情報サイトをリニューアルし、大学案内や入試情報、出願から入学手続まですべてが揃うウェブサイトとなっている。紙の「大学案内」や「願書」は完全に撤廃するという。2014年度入試情報は5月より掲載予定。
《工藤めぐみ》

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