ソフトバンクモバイルとソフトバンクグループの教育事業を担当するエデュアス、東京大学先端科学技術研究センターは、特別支援教育関係者や保護者を対象とした「魔法のランププロジェクト」全国セミナーを、7月21日から全国8会場で開催する。 「魔法のランププロジェクト」は、携帯情報端末を特別支援学校などの研究協力校に一定期間無償で貸与。校内での学習の場や、校外での家族とのコミュニケーションなど生活の場で活用してもらい、その具体的な事例を研究・公開することで、障がい児の学習・生活支援を促進することを目的としている。2013年1月から2月にかけて協力校の募集を行い、応募があった中から87の特別支援学校・特別支援学級に所属する児童・生徒と教員を2人1組にした98組に、4月から2014年3月末までの1年間、計206台のスマートフォンやタブレット端末を無償で貸し出している。 全国セミナーでは、協力校の取組み事例などを紹介するほか、東京大学先端科学技術研究センターの中邑賢龍教授による、携帯情報端末などのICT機器を障がいのある子どもたちの学びや生活の場にどのように取り入れていくべきなのか、また、どのように機能やアプリケーションを使うのかなどについての事例の紹介も予定している。 なお、7月21日の広島、26日の福島、8月2日の愛知については、現在、参加者を募集している。申し込みはWebサイトより。◆魔法のランププロジェクト全国セミナー開催スケジュール7月21日(日)広島県・広島市まちづくり市民交流プラザ(定員100名)7月26日(金)福島県・郡山市市民交流プラザ(定員150名)8月2日(金)愛知県・みあい養護学校(定員150名)8月21日(水)大阪府・ドーンセンター(定員未定)8月24日(土)東京都・都市センターホテル(定員50名)9月7日(土)沖縄県・琉球大学(定員180名)9月10日(火)大分県・政庁会館(定員200名)9月14日(土)高知県・高知県教育センター(定員50名)時間:13:00~15:30参加費:無料参加対象者:特別支援教育関係者・保護者のほか、誰でも参加可能