早稲田大学は6月18日、定常的な入試改革を進める「入試開発オフィス」を新設したと発表した。入試制度の改革・改善のほか、多様で優秀な学生を確保するための方策検討などを行う。 同大学は昨年11月、創立150周年を迎える2032年にアジアのリーディングユニバーシティとして確固たる地位を築くための中長期計画「Waseda Vision 150」を発表。その最初の取り組みとして、「入試開発オフィス」を6月1日に設置した。 入試開発オフィスでは、地域・文化・言語等の多様性を確保するための方策検討など、入試に係る調査や入試方法の開発、学部に対して助言、改革案の提案を行う。 2014年度入試では、基幹理工学部が学部一括募集から学系別募集に変更するほか、人間科学部センター試験利用入試において「数学選抜方式」を導入、「めざせ!都の西北奨学金」を約500名から約1,200名に拡大、クレジットカードによる入学検定料支払いサービスの開始などを実施する。