大学進学者の地元志向高まる、3人に1人が授業料の安さを重視

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志望校検討時の重視項目
  • 志望校検討時の重視項目
  • 志望校検討時の重視項目(経年比較)
  • 志望校検討時の地元選択志向
  • 志望校検討時の地元選択志向(県規模別時系列推移)
 リクルート進学総研が7月4日に発表した、高校生の進路選択に関する調査「進学センサス2013」によると、大学進学者の志望校検討時に重視する項目は「教育内容」「地元進学」「学費」への関心が高まっていることが明らかになった。

 同調査は、進路選択プロセスの現状を把握するため、2013年に高校を卒業した全国の男女50,000人を対象とした質問紙による調査を実施し、4,985人の有効回答を得た。このうち大学進学者3,256人の回答を基にまとめている。調査期間は、2013年3月19日~4月8日。なお、同様の調査を2009年と2011年に実施している。

 志望校検討時にもっとも重視することは、1位「学びたい学部・学科・コースがあること」74.8%、2位「校風や雰囲気が良いこと」47.5%、3位「自分の興味や可能性が広げられること」46.5%が上位となった。

 2009年、2011年の調査と2回連続で増加している項目は、「自分の興味や可能性が広げられること」「教育方針・カリキュラムが魅力的であること」など教育内容に関する項目と、「自宅から通えること」「学費が高くないこと」「寮や奨学金などが充実していること」など地元進学・学費への関心が高まる傾向にある。

 一方、2回連続で減少している項目は、「校風や雰囲気が良いこと」「伝統や実績があること」「有名であること」など校風・伝統・知名度への関心が薄まる傾向にある。

 志望校検討時の地元選択志向は、「ぜひ地元に残りたい」31.8%と「できれば地元に残りたい」16.9%の合わせて48.7%が地元進学を希望。地元志向は、2009年に39.0%、2011年に46.1%と、2回連続で高まっている。県規模別にみると、「地元に残りたい」は、大都市圏60.8%、その他エリア34.6%と、大都市圏がその他エリアを上回っている。

 進学関連費用への重視度は、「授業料が安いこと」33.4%、「奨学金制度が充実していること」22.9%、「受験料の割引制度があること」16.6%が重視している。文理別にみると、「文系」30.0%よりも「理系」40.0%のほうが授業料の安さを重視。また、エリア別にみると、「北海道」42.6%、「東北」45.3%、「北陸」45.7%、「中国・四国」41.9%、「九州・沖縄」42.6%で4割以上が授業料の安さを重視していることがわかった。
《工藤めぐみ》

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