キッズデザイン賞211点が決定…ジュニア向けスマホや保育園新築ほか

 キッズデザイン協議会は7月5日、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つデザインを顕彰する「第7回キッズデザイン賞」受賞作品211点を発表した。今回は、保育園や幼稚園の応募が数多くみられたという。

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 キッズデザイン協議会は7月5日、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つデザインを顕彰する「第7回キッズデザイン賞」受賞作品211点を発表した。今回は、保育園や幼稚園の応募が数多くみられたという。

 キッズデザイン賞は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもたちを産み育てやすいデザイン」の3つのミッションから構成された顕彰制度。受賞作品は、「キッズデザインマーク」を使用することができる。

 第7回となる今回は、全8部門4分野の作品を募ったところ、過去最多の383件の応募があったという。審査委員による審査を重ね、211点の受賞作品を選出。子ども視点の安全安心デザイン・子ども部門では、NTTドコモの「スマートフォン for ジュニアSH-05E」や「東光保育園新築工事」など25点が受賞した。

 7月中に最終審査会を行い、応募作品383点の中から最優秀作品として今年新設の「内閣総理大臣賞」1点、そのほか優秀賞に「経済産業大臣賞」4点と「少子化対策担当大臣賞」2点、「消費者担当大臣賞」1点などを、7月29日(月)に発表し表彰式を行う。

 赤池学審査委員長は、「今年の大きな傾向は、子ども基準の安心安全設計や創造性の開拓を意識した、保育園、幼稚園の応募が数多くみられたことです。特に、キッズデザインに精通するデザイナーや企業が思いを込めてプロデュースした案件が上位賞候補に選出されていること。模範演技と呼べる提案になっているのか、期待したいところです。」と講評した。

 なお、7月29日(月)に六本木ヒルズ内49階のアカデミーヒルズ49にて「第7回受賞記念シンポジウム」を開催する。参加費無料で、事前申し込みが必要。7月10日より25日まで申し込みを受け付ける。

◆第7回受賞記念シンポジウム
日時:7月29日(月)14:30~17:00
会場:アカデミーヒルズ49(六本木ヒルズ内49階)
定員:150名(事前申込先着順)
参加費:無料
申込方法:sanka@kidsdesign.jp(@は半角に変換)宛にメール送付、7月10日より25日まで申し込みを受け付ける。
《工藤めぐみ》

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