タブレットで朝10分の繰返し学習、「ザ・ドリル」導入の博多高校

 2010年にいち早くiPadを導入して話題になった博多高等学校は今年度、自学学習用として、スマートフォンやタブレットで学べる、エヌ・ティ・ティラーニングシステムズの大学受験倶楽部「ザ・ドリル全教材パック365日プラン」の活用を開始した。

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 2010年にいち早くiPadを導入して話題になった博多高等学校は今年度、自学学習用として、スマートフォンやタブレットで学べる、エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ(NTTLS)の大学受験倶楽部「ザ・ドリル全教材パック365日プラン」の活用を開始した。

 現在、朝のホームルームの10分程度の自学学習用として利用しており、英語、国語、社会、理科、数学の授業中での利用も検討しているという。英語科主任の先生は、「英単語、英熟語などの暗記が必要なものにドリルは便利。繰り返し学習ができる教材が欲しかった。」と語っている。

 NTTLSが大学受験倶楽部「ザ・ドリル」の利用者116名(博多高校の生徒は含まない)を対象に、2013年3月1日~3月11日および4月5日~4月14日の期間に実施したWebアンケートによると、「ザ・ドリル」に「とても満足している」「満足している」と回答した75%の生徒の、満足している理由として「スキマ時間を有効活用できる」「場所を選ばず学習できる」「本を持って歩かないで済む」がトップ3となっている。また、「間違えた問題だけを繰り返し学習できる」「学習履歴が記録される」ことを理由にあげた生徒もいた。

 現在、国や自治体は学校において、情報化の推進とともに児童生徒1人1台のデジタル端末の活用を進めている。NTTLSではこうした教育現場において、「ザ・ドリル」のようなデジタル教材の普及を広めていく計画だ。

 「大学受験倶楽部」は、iPhone・Androidのスマートフォンや、パソコンで受験勉強ができる登録無料の会員制サービス。繰返し学習に有効なドリル型学習機能を提供する「ザ・ドリル」では現在、Z会、河合出版、駿台文庫、Gakken、文英堂、語学春秋社、清水書院、実教出版、アルク、中経出版、三省堂、あすとろ出版、ピアソン桐原、Linkage Clubの教材が提供されている。利用料は1教材で月額100円から。
《田村麻里子》

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