都内の待機児童数が8,117人と3年ぶりに増加

生活・健康

保育サービス利用児童数の状況、保育所等の設置状況
  • 保育サービス利用児童数の状況、保育所等の設置状況
  • 保育所待機児童等の状況
 東京都福祉局は7月23日、都内における4月1日現在の保育サービス利用状況等をまとめ、公表した。保育サービス利用児童数は、10,693人増の223,334人となったが、就学前児童人口の増加や保育所入所申込率の増加により、待機児童数は8,117人と3年ぶりに増加となった。

 利用児童数や待機児童数等の状況をみると、保育サービス利用児童数が10,693人増の223,334人に大幅に増加している。これは、認可保育所・認証保育所・認定こども園・家庭的保育事業などの増設などによる受け皿の増加によるものだ。しかし、就学前児童人口の増加や保育所入所申込率のここ数年を上回る増加により認可保育所入所申込者数が214,510人となり9,419人増加。これを受けて保育所入所待機児童数が8,117人にのぼり860人増加した。

 区市町村別の状況では、保育サービス利用児童数の増加が大きい区市町村(前年からの増加数)は世田谷区934人、練馬区696人、大田区531人と続き、待機児童数が多い区市町村のベスト3と同じ区が並ぶ。これにより、利用児童数の急激な増加に対応できなかった現状がわかる。

 また、待機児童数の減少が大きい区市町村(前年からの減少数)は八王子市-122人、東村山市-114人、足立区-103人となり、なかでも足立区は就学前児童人口は前年より15人減ったものの、保育サービス利用児童数を512人増加させるなど待機児童数減少へ向けての取組みが実を結んだ結果となった。

 さらに2013年度からは、区市町村への支援を更に強化し、小規模保育に対して新たに補助を行うほか、国の「待機児童解消加速化プラン」を積極的に活用するなど、取組みを進めていく方針だ。
《田邊良恵》

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