法務省が法教育授業の講師派遣

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  • 法教育の小学生対象のワークシート
  • 講師派遣の受付票
 法務省は法教育プロジェクトチームを作り、学校などの依頼に応じて関係機関の職員を派遣し、法教育授業を実施している。対象は中学生や高校生で、公法系、民事系、刑事系の分野に分けて、授業を行う。また、ホームページでは法教育に関する教材を公開している。

 同省では、法教育に関するさまざまな取り組みを推進している。法教育とは、法律の専門家ではない一般の人が法や司法制度、これらの基礎になっている価値を理解し、法的なものの考え方を見つけるための教育。

 公法系分野の授業では、学校や町内会という事例を設定し、その中で生じた問題点を解決するためのルール作りを通じて基本的人権の尊重や国民主権、法の支配など憲法の基本的な原理を実感してもらう。

 そのほか、契約などの法律関係を学ぶ民事系分野や、捜査や公判など刑事司法について学ぶ刑事系分野がある。

 講師派遣は、ホームページから授業の希望日の1か月前までに受付票を法務省に送信する。

 また、法教育の具体的な内容や実践方法を分かりやすくするため、教材を作成している。小学生を対象にした教材では「約束すること、守ること」を題材に、子どもたちの間で、ものの貸し借りをめぐる問題が多く起きていることから、借りる側、貸す側の問題点の実態を踏まえ、約束は原則として守らなければ相手に迷惑がかかることを実感させ理解させる。指導計画、ワークシートなど具体的な指導事例が書かれている。

 中学生対象の教材では、ルール作り、私法と消費者保護、憲法の意義、司法について。高校生対象は経済活動を支える私法の基本的な考え方および雇用・労働問題、労働と法など、ホームページで公開している。
《田中志実》

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