ベネッセ、4-6月の純利益は48%減…進研ゼミ会員数の低迷

 ベネッセホールディングスは7月30日、2013年4-6月期の連結決算を発表した。「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」の会員数減少などにより、純利益は対前年同期比48.2%減の26億円となった。

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 ベネッセホールディングスは7月30日、2013年4~6月期の連結決算を発表した。「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」の会員数減少などにより、純利益は対前年同期比48.2%減の26億円となった。

 同社の連結業績は、対前年同期比増収減益となった。売上高は、対前年同期比1.2%増の1,130億1千5百万円。増収の主な要因は、「学校向け教育事業が好調に推移し売上を伸ばしたこと」「海外教育事業領域において、中国を中心に通信教育講座の延べ在籍数が増加したこと」によるという。

 純利益は、対前年同期比48.2%減の26億円。減益の主な要因は、主力の通信教育講座「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」の延べ会員数が減少したことに伴う減収のほか、「進研ゼミ中学講座」の中学1年生向けに「チャレンジタブレット」を配布した費用計上などによるもの。

 小学生から大学受験生までを対象とした「進研ゼミ」と幼児を対象とした「こどもちゃれんじ」の述べ会員数は、前年同期と比べ71万7千人減少した。
《工藤めぐみ》

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