国際地理五輪で日本代表が銀1名&銅1名受賞

 京都で開催された「第10回国際地理オリンピック」に高校生など4名が参加し、うち1名が銀メダル、1名が銅メダルを受賞した。2名のメダル受賞は参加以来初の快挙という。

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 京都で開催された「第10回国際地理オリンピック」に高校生など4名が参加し、うち1名が銀メダル、1名が銅メダルを受賞した。2名のメダル受賞は参加以来初の快挙という。

 国際地理オリンピックは、地理学の発展と青少年の地理的能力の伸長、世界規模で質の高い地理教育の振興を主な目的として高校生を対象に開催される地理学の国際大会。1996年にオランダにて第1回大会が開催された。日本は2008年から組織的な参加を開始し毎年4名の生徒を派遣している。

 今回の大会は、京都市で7月30日(火)から8月4日(日)まで6日間にわたり開催された。32の国と地域から126名の生徒が参加し、「記述」「マルチメディア」「フィールドワーク」の3種目の地理学に関する試験の総合成績を判定した結果、11名に金メダル、21名に銀メダル、31名に銅メダルが授与された。

 今年で4回目の出場となる日本代表からは、加藤規新さん(奈良女子大学附属中等教育学校卒)が銀メダルを受賞、平賀美沙さん(桜蔭高等学校3年)が銅メダルを受賞した。加藤さんは昨年、銅メダルを獲得している。

 なお、加藤さんは高校を卒業しているが、国際地理オリンピックの規定で、「代表生徒は6月末日現在で19歳以下、かつ大学等の高等教育機関で教育を受けていないこと」が条件とされており、参加条件を満たしている。
《工藤めぐみ》

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