Windowsタブレット「Surface RT」の教育活用、Officeの標準搭載が特長

 日本マイクロソフトが7月10日から教育機関を対象に始めたWindowsタブレット「Surface RT」の期間限定導入検証プログラムの実施期間が延長された。定価の3万円引きでタブレットを提供する今回の企画には、200校以上からの申し込みがあり、教育機関からの反応はよいようだ。

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Surface RT本体
  • Surface RT本体
  • Surface RT本体とタッチカバー(タッチカバーば別売)
  • Surface RT本体とタイプカバー(タイプカバーば別売)
  • Surface RT本体
  • 側面
  • 背面
  • 背面にキックスタンド
  • タイプカバー
◆仕様:バッテリー駆動時間はiPadに劣るが、接続ポートの豊富さが使いやすさを演出

 充電コネクタは、Mac製品でも採用されているマグネット式のシンプルな形状。フル充電したときのバッテリー駆動時間は8時間とされており、授業で利用するには十分だろう。iPadではフル充電で約10時間とSurface RTより2時間長い駆動時間となっているが、1日中タブレットを活用する機会がない限り、この差が教育現場で問題になる可能性は低いのではないだろうか。

 タブレットと外部機器との接続環境の豊富さは、Surface RTの特長だ。USB2.0ポートに加え、マイクロSDカードのスロット、HDビデオ出力ポートなど、外部機器との物理的な接続方法は豊富だ。USBやメモリーカードなど、クラウド環境に依存しないところは、教員にも喜ばれる要素かもしれない。

◆アクセサリー:純正のキーボードがタブレットをPCに

 アクセサリーとして提供されているキーボードカバーは、「タッチカバー」と「タイプカバー」の2種類。付けることで少し重みは増すものの、保護カバーの機能もあるため重宝されるだろう。キーボード使用時に「キックスタンド」というタブレットの背面にあるスタンドを開いて固定することができ、ノートパソコンのような使い方ができる。

 感圧式の「タッチカバー」はキーストロークがないため、慣れるまでは入力しづらそうだが、「タイプカバー」は、キーを押した感じがしっかりあるため、ブラインドタッチの練習をする場合などに役立つだろう。iPad用のキーボードもアクセサリーとして販売されているが、純正のものではない。キーボードの利用を考慮した上でキックスタンドを用いたSurface RTは、ノートパソコン的な使い方を想定した上でデザインされた端末といえる。

◆コンテンツ:OfficeのプレインストールはSurface RTの強み

 OSは「Windows RT」を搭載しており、Windows 8と操作方法や機能などがほぼ同じもの。また「Office 2013 RT」をプレインストールしているため、Word、Excel、PowerPoint、OneNoteが標準装備されている。アップルもiPad利用者向けに「iWorks」を提供しているが、アプリを購入しなくてもOfficeの環境が整っているのはSurface RTの特長だ。特に教育業界では、Windowsでの操作に慣れている教員が多く、Surface RTは、すでに導入されている教員用端末との互換性も高いだろう。

 タブレットを導入するにあたり、タブレット本体と同様に大切なのが利用可能なコンテンツだ。Surface RTで利用できるのは「Windows ストアアプリ」で、「Windows ストア」を通じてダウンロード可能。また、Windows ストアは、アプリ掲載時にマイクロソフトの審査があるため、安全・安心な環境が整っているという。アプリ購入時の操作性も分かりやすく、「ストア」アイコンをタップすればアプリ購入画面に入ることができ、待ちの時間などもなくスムーズに使うことができる。 

 今回は、試しにストアから、「小学生の英語絵ずかん」(700円、東京書籍株式会社)というアプリをダウンロードした。このアプリは、小学校の低学年向き、中学年向き、高学年向きのレベル別に、35の異なる場面で英語を学習できるというもの。「学校へ行こう」「校外学習1 遠足」などの各場面で、イラストにタッチすると英語の音声が流れるため、絵本のような絵の多さで小学生でも飽きずに英語を吸収できそうだ。
《てらしまちはる》

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