スマートフォンをかざして動物の映像や骨の3Dなどを見ることができる「旭山動物園ARどうぶつ図鑑」が8月3日、東京書籍から出版された。「行動展示」で人気を集める旭山動物園の動物たちの姿が、動画でも見られる新しいタイプの「動物図鑑」として話題を呼んでいる。 図鑑では、ホッキョクグマ、ペンギン、キタキツネなど、同園が飼育する33種類の動物を紹介。スマートフォンやタブレット端末にAR(拡張現実)アプリ(AReader、無料)をダウンロードし、書籍内のマーカーにかざすと、動物の映像や立体的な骨格標本などが画面に映し出される。写真や生息地などのデータにデジタル技術が加わることで、よりリアルな動物の姿に迫ることができる。 B5判、134ページ。定価1,995円。全国の書店などで販売している。◆旭山動物園ARどうぶつ図鑑発行:東京書籍体裁:B5判/134ページ定価:1,995円コンテンツ:【寒帯でくらす動物】ホッキョクグマ/ペンギン/ホッキョクギツネ【冷帯でくらす動物】ゴマフアザラシ/アムールトラ/タンチョウ/シンリンオオカミなど【乾燥帯・温帯でくらす動物】シセンレッサーパンダ/チリフラミンゴ/ニホンザル/アオダイショウ【熱帯でくらす動物】ボルネオオランウータン/チンパンジー/カピバラ/ライオン/アミメキリンなど【北海道でくらす動物】キタキツネ/エゾユキウサギ/エゾフクロウ/エゾヒグマ など