京都大学では8月30日、同大学のポストドクターや大学院生による出前授業・オープン授業を希望する、全国の高等学校の募集を開始した。 この活動は、高大連携事業の一環として実施するもので、同大学で研究を行っているポストドクターや大学院生で構成された「学びコーディネーター」が、希望する高校の生徒たちに対して先端研究の成果について授業を行う。 実施方法は、「学びコーディネーター」が高校に訪問する「出前授業」、または京都大学を訪れる高校生に対して行う「オープン授業」のいずれかで、講師料や交通料などの必要経費は同大学が負担する。授業形態は、高校1・2年生を中心に、正規の授業や、希望生徒だけに開講する課外講座など、いずれの形態でも可能。授業時間は1授業あたり50分で、原則として1校1授業となる。 授業は、同大学の先端研究の成果をわかりやすく伝えるもので、幅広い内容が用意されている。高校側が希望する授業内容と同大学の提供授業が合えば、授業が実施される。詳しい提供授業については、同大学のホームページに掲載されている。応募は同大学のホームページから、登録シートを記入してメールで申し込む。◆平成25年度 京都大学 高大連携事業 大学院生(学びコーディネーター)による出前授業・オープン授業日時:平成25年9月2日(月)から11月29日(金)会場:全国の高等学校または京都大学対象:全国の高等学校の高校生費用:無料応募締切:平成25年9月30日