フルーツに対する期待、子どもの風邪予防・免疫力向上が約8割…保護者調査

 オールアバウトと、ゼスプリ インターナショナル ジャパンは、子どもがいる20代から50代の女性1,000人を対象に、「フルーツと健康に関する意識調査」を共同で実施した。

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 オールアバウトと、ゼスプリ インターナショナル ジャパンは、子どもがいる20代から50代の女性1,000人を対象に、「フルーツと健康に関する意識調査」を共同で実施した。

 今回の調査では、子どもがいる1,000人の女性に、食卓でのフルーツの提供頻度について尋ねたところ、「月に1回程度」、「それ以下の頻度or食べない」と回答した人は、「朝食シーン」では合計で32.9%、「夕食シーン」においては39.6%と、多くの家庭であまりフルーツが提供されていないことが明らかになった。

 また、朝食、夕食シーンともに提供頻度が少ない167人に対し、あまりフルーツを提供・購入しない理由を尋ねたところ、「値段が高い」66.5%、「日持ちしない」33.5%、「皮むきが面倒」30.5%と、コスト面を気にする傾向が見受けられた。

 フルーツを通じて子どもに与えたい栄養素について尋ねたところ、1位「ビタミンC」(86.6%)、2位「食物繊維」(56.8%)と、他の栄養価と比較してビタミンCに高いニーズがあることが明らかになった。

 そこで、ビタミンCから得られると思う効用について尋ねた、「風邪予防・免疫力向上」(72.8%)、「美容効果」(63.1%)、「疲労回復」(52.2%)、「紫外線によるシミ防止」(52.2%)といった順になっている。

 秋から冬にかけてのこれからの季節、子どもに与えたい効用として、フルーツから得られると望ましいもの尋ねたところ、79.5%が「風邪予防・免疫力向上」と回答している。次いで「疲労回復」(45.0%)、「整腸作用」(40.3%)と、風邪が流行し始めるこの時期だからこそ、フルーツに期待する効用がはっきりと現れる結果となった。

 続いて、フルーツへの期待効用で「風邪予防・免疫力向上」と回答した795人に、その効用に対して最も寄与すると思うフルーツを尋ねたところ、1位「みかん」(89.8%)、2位「キウイ」(60.9%)、3位「りんご」(54.0%)となった。

 このほか、文部科学省の「五訂増補日本食品標準成分表」や、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2010年版)」を元に作成したフルーツ別の栄養素含有量グラフを見せた上で、キウイにはビタミンCをはじめ食物繊維、カリウム、葉酸など健康のための栄養バランスが豊富に含まれていることを認識していたかどうか尋ねたところ、約5割の主婦が「知らなかった」と回答したという。

子どもにフルーツを食べさせていますか?…フルーツと健康に関する意識調査

《浦和 武蔵》

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