進学先検討のポイント「取得できる資格」が2年連続増加…JSコーポレーション

 JSコーポレーションは11月15日、今春の高校卒業者を対象に、進学先の検討時期や基準など、進路に関するアンケート調査を実施し、集計結果を発表した。

教育・受験 受験
進学先検討基準(複数回答)
  • 進学先検討基準(複数回答)
  • 進学先を考える際に学費面で考慮したこと(複数回答)
  • 出願予定校以外への出願経験(単一回答)
  • 出願予定校以外へ出願した理由(複数回答)
 JSコーポレーションは11月15日、今春の高校卒業者を対象に、進学先の検討時期や基準など、進路に関するアンケート調査を実施し、集計結果を発表した。

 調査は、全国47都道府県の2013年3月高校卒業者を対象に、5月15日から6月3日の期間、郵送調査法で実施。大学進学者1,089名、短大進学者162名の合計1,251名から回答を得た。

 調査結果によると、「進学先を検討する際のポイント」については、1位「学部・学科・コースの内容」(71.62%)、2位「偏差値・学校レベル」(31.18%)だった。3位「取得できる資格」(31.10%)、13位「学校独自の学習システム」(10.31%)が2年連続で増加している。

 「進学先を考える際に学費面で考慮したこと」では、1位「自宅から通える学校を選択した」(39.41%)、2位「できるだけ学費が安い学校を選択した」(21.02%)、3位「奨学金や学費支援制度が利用できる学校を選択した」(17.83%)。7割弱が、費用面を考慮して進学先を検討していた。

 「出願予定校以外への出願経験とその理由」では、当初は出願を予定していなかったが、最終的に出願した学校があると回答した学生が31.89%と、3人に1人が出願予定校以外へ出願したことがわかった。その理由については、1位「担任の先生からのアドバイス」(33.58%)、2位「センター試験の結果が悪かったから」(25.56%)、3位「家族・親戚からのアドバイス」(18.05%)となった。
《水野こずえ》

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