高校・大学でかかる費用は1,055万円…国の教育ローン利用者

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大学卒業までに必要な費用
  • 大学卒業までに必要な費用
  • 大学卒業までに必要な費用(過去5年間)
  • 高校卒業後の入学先別にみた卒業までに必要な費用
  • 年収に占める在学費用の割合
  • 年収階層別にみた年収に占める在学費用の割合
  • 自宅外通学者の有無
  • 自宅外通学者への仕送り額
 日本政策金融公庫は12月13日、国の教育ローン利用者世帯を対象とした教育費用負担の実態調査結果を発表した。高校入学から大学卒業までに必要な費用は、子ども1人当たり前年比24.1万円増の1,055万円であることが明らかになった。

 同調査は、平成25年2月~3月に「国の教育ローン」を利用した21,892世帯を対象に、郵送にて無記名回答による調査を行い、勤労者世帯4,942世帯の回答を得た。調査時点は平成25年7月。

 教育費について、高校入学から大学卒業までに必要な費用は、子ども1人当たり1,055万円となり、前年調査の1031.7万円と比べ24.1万円増加した。過去5年間でみると、1,000万円を越える高止まり状態が続いている。

 高校卒業後の入学先別にみると、私立大学に入学した場合は、理系で1,156.9万円、文系で1,035.2万円であるのに対し、国公立大学では863万円となっている。

 自宅外通学者のいる世帯の割合は41.9%で、仕送り額は年間平均92.1万円(月額7.6万円)となっている。

 教育費の負担について、世帯年収(平均552.6万円)に占める在学費用の割合(子ども2人世帯)は、平均40.1%となり、(現行の集計基準で比較可能な)過去7年間で最高となった。年収階層別にみると、年収が低い世帯ほど在学費用の負担は重くなる。特に、「200万円以上400万円未満」の層では平均負担割合が58.2%となり、年収の6割近くを占めている。

 教育費の捻出方法は、「奨学金を受けている」が59.9%ともっとも多く、次いで「教育費以外の支出を削っている(節約)」56.3%、「子ども(在学者本人)がアルバイトをしている」40.7%、「預貯金や保険などを取り崩している」22.5%、「残業時間やパートで働く時間を増やした」21.0%と続く。
《工藤めぐみ》

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