「大学生がダマされる50の危険」の新版が1月発行

 全国大学生活協同組合連合会と三菱総合研究所が共同で発行する「大学生がダマされる50の危険」(青春出版)の新版が2014年1月30日に発行することになった。多くのリスクから大学生を守るために、学生はもちろん、保護者や学校での活用を呼びかけている。

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大学生がダマされる50の危険
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 全国大学生活協同組合連合会と三菱総合研究所が共同で発行する「大学生がダマされる50の危険」(青春出版)の新版が2014年1月30日に発行することになった。多くのリスクから大学生を守るために、学生はもちろん、保護者や学校での活用を呼びかけている。

 同本の初版は2011年1月に発行し、4度の増刷を重ねている。大学生協は「学生を守る」ため、三菱総研はこれまで蓄積したコンテンツを学生や学校のために活用することを目的に発行された。

 大学生協の4年前の調査によると、「宗教団体の勧誘に遭遇した」学生は4.5%で、全国の大学生110,000人に相当する。そのほか「アルバイトのトラブル」が4.5%、「セクハラ」1.7%、「ストーカー被害」1.2%の結果に。トラブルや困難な事態に遭遇し、やむなく大学を中退していく学生は年間50,000人におよぶという。

 現行版では「大学生が巻き込まれやすい危険」「ネット上に仕掛けられた罠」「1人暮らしの落とし穴」「日常に潜むトラブルの芽」などテーマに分けてまとめ、対策を具体的に解説している。新版では、現行版を発行した1か月後に東日本大震災が発生したことから、「震災や事故」というテーマを新たに作り警鐘を強めた。さらにスマートフォンの急速な普及からネットトラブルの項目を4項目増やし11項目にする予定。

 学生の心の病も増加傾向にあるため、メンタルヘルスにもスポットをあて、「事前にどう防ぐか」「こういった前兆が出てきたら危険」といったアドバイスを充実させた。また、現行版で使用されている「学生生活実態調査」の数値は4年前のため、最新のものに置き換える。

 同本を、受験生や合格者の保護者説明会での販売、学生生活の参考書にと勧める大学やサブテキストとして使用する大学もあるという。危険な状態に陥るリスクを最小限に抑え、充実した大学生活を送るためのマニュアル本になりそうだ。

 現行版は188ページで1,000円、全国の大学生協、書店で発売中。
《田中志実》

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