社会で活躍する人づくりを進める第一ゼミナール、教育に対するこだわりとは

 顧客満足度で評価する「イード・アワード2013 塾」において、「第一ゼミナール」が関西・中学部において最優秀賞を獲得。「第一ゼミナール」の強みや特長について、運営会社ウィザスの企画戦略部長 樋浦忠司氏に聞いた。

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ウィザスの企画戦略部長 樋浦忠司氏
  • ウィザスの企画戦略部長 樋浦忠司氏
  • インタビューに答える樋浦忠司氏
  • 授業の様子
  • 各生徒の「尊敬できる自分」を先生が把握
  • 授業用テキスト「D-アプローチ」
  • 復習用テキスト「D-ステージ
  • 第一ゼミナール、Webサイト
 そういった意味では、小学生から高校生まですべての生徒にとって、生徒自身が自分を意欲喚起するための教育メソッドが役立っているのでしょう。脳科学の研究に基づいた第一ゼミナール独自の意欲喚起教育は、生徒がプラス思考を身につけ、授業や勉強は「自分が成長できる時間」だと捉えるよう促します。生徒一人ひとりが自分自身の成長を感じているからこそ、子どもが好きな塾として評価されたのだと感じています。

 入試を前に受験生は、合否を、志望校に選ばれた/選ばれなかったと捉えることがあります。では、志望校に選ばれる生徒とは、どのような人間なのでしょうか。第一ゼミナールでは、合格後の生活を想像させ、そのイメージに生徒の日々の生活を近づけるよう促すことで勉強のモチベーションを高めています。

 言い換えれば、志望校に合格した「尊敬できる自分」づくりを合格前から徹底させることで、日々の多くの選択を「尊敬できる自分ならどうするか」というスタンスから行動に移すことが可能になるのです。志望校に通う「尊敬できる自分」がイメージできているからこそ、ワクワク気分で勉強に取り組むことができるのではないでしょうか。

 第一ゼミナールでは、各生徒の「尊敬できる自分」を細かく把握しています。各生徒の志望校、学力、日々の勉強のスケジュールを把握するだけでなく、進学後や将来の生活の基盤ともなる「理想の自分」まで考慮したうえで生徒と接する塾はなかなかないのではないでしょうか。このようなところが、面倒見の良い塾という評価につながったと自負しています。

◆関西圏で150教室以上、約2万人の塾生を抱える

--第一ゼミナールの中学部では、どのようなコース設定がされているのでしょうか。

 中学部では、「標準コース」「選抜コース」「最高水準コース」「文理学科」の4つのコースを提供しています。「文理学科」は、天王寺高校や北野高校などといった最難関高校の文理学科を目指すための特別クラスです。「最高水準コース」は、最難関校の文理学科・普通科を志望する生徒などを対象にしています。「選抜コース」は各地域の人気校、「標準コース」は中学校での学習を掘り下げたうえで基礎学力の定着を図り、各生徒の志望校合格を目指すコースとなっています。

--ウィザスでは、第一ゼミナール以外のブランドでも塾を展開されています。

 第一ゼミナール以外のブランドを含め、関西圏(大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、岐阜、岡山、広島)で150を超えるの教室を展開しており、約2万人の塾生が通っています。

 第一ゼミナール以外の展開としては、小学生から高校生までを対象にした個別指導塾「ファロス個別指導学院」、中学受験を専門に扱う「第一ゼミ パシード」、高校生を対象とした「第一ゼミ予備校」、小中学生を対象に自宅のパソコンで受講できる双方型のオンライン授業「スクールZ」などを提供しております。また、2歳児から小学2年生までを対象としたインターナショナル・プリスクール「Blue Dolphins(ブルードルフィンズ)」も展開しています。

--意欲喚起教育など、ブランドの垣根を超えた取組みも多い印象を受けます。

 自分で自分を意欲喚起する独自の意欲喚起指導は、何のために勉強するのかといった一人ひとりの勉強の意義や目的を明確にします。受験で燃えつきることのない「社会で活躍できる人づくり」に繋がると考えています。

--ありがとうございました。

 イードは、2013年10月30日~11月8日、通塾している小学生・中学生・高校生・既卒生(大学受験生)のお子さんをもつ保護者を対象に塾の顧客満足度調査を実施し、「イード・アワード2013 塾」として発表。第一ゼミナールは、関西・中学部において最優秀賞を獲得。そのほか「教材が良い塾」「面倒見の良い塾」「子どもが好きな塾」において部門賞を獲得した。
《湯浅大資》

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