東京大学宇宙線研究所(ICRR)とカブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は、中学生以上を対象とした春の合同一般講演会「宇宙を読み解く」を4月12日(土)に開催する。会場はアミュゼ柏(千葉県柏市)で、参加費は無料。 講演会では、ICRR副所長の寺澤敏夫教授が「ショッキング・ユニバース~衝撃波に満ちた宇宙」を行う。大気中をマッハ1以上の超音速で飛行するロケットの前面や、太陽フレアといった宇宙空間での爆発現象の際に形成される衝撃波。当日は、最近の研究で明らかにされてきた宇宙での衝撃波の役割について、特に宇宙線などの高エネルギー粒子がつくられる過程に重点をおいて講演する。 また、Kavli IPMU主任研究員でもある河野俊丈教授の講演も行われる。私たちのすんでいる空間は、平面のように平坦に広がっているのか、地球の表面のように曲がっているのか。「宇宙のかたち~数学からのチャレンジ」では、数学を用いて、観測データとあうような「宇宙のかたち」のモデルを提起することについて話す。 参加の際は事前申込みは不要で、当日先着順。なお、200名分の事前予約枠も設けており、講演会Webサイトから申込むことができる。◆春の合同一般講演会「宇宙を読み解く」日時:4月12日(土)13:30~15:30(13:00開場)会場:アミュゼ柏(千葉県柏市6-2-22)対象:中学生以上募集人数:400名締切:事前予約の場合は4月7日(月)まで。200名に達し次第、締切。参加費:無料申込方法:当日直接会場へ行く場合は申込み不要(先着順)。事前予約の場合は講演会Webサイトで申込み。