オックスフォード大学出版局(OUP)は、日本語による小中学校の教員向け特別企画「義務教育における外国語指導支援プログラム」を2月22日に大阪、3月1日に東京でそれぞれ開催する。 OUPは、英語による「オックスフォード児童英語教師向けワークショップシリーズ」を、国内各地で15年以上にわたり毎年開催しており、近年は毎年1,000名を超える参加者でにぎわっているという。今年のワークショップは、2月9日から3月16日まで、全国9会場で開催。今回実施する「義務教育における外国語指導支援プログラム」は、すべて日本語によって行われる特別企画となる。 政府は、2011年度から小学校5~6年生の授業で必修となっていた「外国語活動」を小学校3年生に前倒し、5~6年生では英語を正式教科化する方針を文部科学省が示している。さらに、2020年東京オリンピック開催も決まり、「グローバル人材育成」や外国語教育に対する熱が高まっており、教育現場での対応が大きな課題となっているという。 特別企画「義務教育における外国語指導支援プログラム」では、経験豊富な英語教師が、積極的な発話を促すアクティビティ、英語で英語を教える際に使う指示表現、フォニックスの効果的な導入法、英語による他教科の教え方や絵本の活用法などを紹介。 また、パネルディスカッションでは、小学校教員や英語教育を専門とする大学教授に加え、文部科学省の担当者を迎え、「小中学校における外国語教育の現状と課題」をテーマに多角的な検証が行われる。◆日本の義務教育における外国語指導支援プログラム・大阪会場日時:2月22日(土)10:00~14:50会場:新大阪ブリックビル 3F Room C+D(大阪市淀川区)・東京会場日時:3月1日(土)10:00~14:50会場:あいおいニッセイ同和損保新宿ビル 3F D 会議室(東京都渋谷区)対象:小中学校の英語教師ほか受講料:無料応募方法:ホームページから