【高校受験2014】埼玉県公立高校入試<社会>講評…例年並み

 平成26年度埼玉県公立高等学校入学者選抜の学力検査が、3月3日(月)に実施された。最終志願状況によると、全日制の募集人員39,841人に対し志願者数は46,947人、志願倍率は1.19倍となった。

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SAPIX中学部(サピックス)
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 平成26年度埼玉県公立高等学校入学者選抜の学力検査が、3月3日(月)に実施された。最終志願状況によると、全日制の募集人員39,841人に対し志願者数は46,947人、志願倍率は1.19倍となった。

 難関高校に高い合格自責をもつSAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「社会」の講評を速報する。この他の問題についても同様に掲載する。 

◆<社会>講評(SAPIX中学部 提供)

 地理・歴史・公民の各分野からの出題に3分野の総合問題を加えた6題構成という、例年通りの構成・出題内容でした。問題の難度については地理が比較的易しく、歴史と公民が比較的難しいという例年の傾向が本年も踏襲されています。

大問題難度(昨年比)
【1】世界地理:記述問題が1問増加、昨年と同じ
【2】日本地理:例年同様に基本問題が中心、昨年と同じ
【3】歴史(近代まで):例年同様の出題傾向、やや易しい
【4】歴史(近代以降):記述問題の難度は高い、昨年と同じ
【5】公民:記述問題・並べ替え問題が加わった、やや難しい
【6】総合問題:語句を書かせる問題が増加、昨年と同じ

 総合的には昨年と変わらない難度であると言えます。

 例年、他の都道府県立の問題と比較しても記述問題が多く出題されています。2013年度は5問と記述問題が減少しましたが、本年度は7問が出題され、2012年度以前の出題数に戻りました。記述問題は知識を前提とせず、資料統計を読み取り解答する問題や、基礎的な知識で解答できる問題が中心ですが、解答欄の中に解答を適切にまとめるためにはトレーニングが必要であることから、他の設問と比較しても、毎年正答率は低くなっています。

 本年度は1890年、1928年、1946年の3回の衆議院議員選挙においてそれぞれどのように選挙権が変わっていったかをまとめて説明する問題などが出題されました。また、歴史上の事象を古い順に並べ替える問題も例年受験生を苦しめています。本年もロンドン会議の年代を知らなければ解答できない問題が出題され難問であったと言えます。また、本年度は公民分野でも内閣が成立するまでの流れを並べかえさせる問題が出題されたため、計2問が出題されました。

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 このレポートは2014年3月4日(入試翌日)に分析速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。埼玉県の入試に関する詳細な分析は、下記の入試分析会で報告される予定だ。また、埼玉県公立高校入試のためのシミュレーションに最適な公開模試も実施する。

・埼玉県難関高合格セミナー(3月21日)
・埼玉県立難関校入試プレ(8月6日・10月19日)
《湯浅大資》

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