医師国家試験2014、合格率1位は「自治医科大」99.1%

 医師国家試験対策予備校のテコムは3月18日、第108回国家試験合格状況の詳細情報を公表した。合格率がもっとも高い学校は、「自治医科大」で99.1%であることが明らかになった。

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学校別合格者状況(一部)
  • 学校別合格者状況(一部)
  • 回数別合格状況
  • 男女別合格者数等の推移
  • 卒業年次別受験者数・合格者数・合格率
 医師国家試験対策予備校のテコムは3月18日、第108回国家試験合格状況の詳細情報を公表した。合格率がもっとも高い学校は、「自治医科大」で99.1%であることが明らかになった。

 医師国家試験は、1985年以降に年1回の実施となった。それ以降の合格率は、最低が2000年の79.1%、最高が2009年の91.0%、2001年以降は90%前後の合格率で推移している。2014年は90.6%だった。

 学校別合格者状況によると、合格率がもっとも高いのは「自治医科大」99.1%、次いで「筑波大学」99.0%、「福島県立医科大学」98.9%、「順天堂大学医学部」98.9%、「防衛医科大学校」98.6%、「浜松医科大学」98.1%。なお、平均合格率は、国立が91.5%、公立が95.5%、私立が89.7%で、認定および予備試験は44.4%となった。

 男女別合格者数の推移によると、過去6年の合格率はすべて女性が男性を上回った。また、卒業年次別受験者数によると、新卒の合格率がもっとも高く、受験回数が多いほど合格率が低い傾向がみられる。

◆第108回国家試験 学校別合格ランキング
1位:「自治医科大」99.1%
2位:「筑波大学」99.0%
3位:「福島県立医科大学」98.9%
4位:「順天堂大学医学部」98.9%
5位:「防衛医科大学校」98.6%
6位:「浜松医科大学」98.1%
7位:「東京医科歯科大学」97.8%
8位:「大阪市立大学」97.7%
9位:「横浜市立大学」97.5%
10位:「藤田保健衛生大学」97.1%
《工藤めぐみ》

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