経済産業省主催で毎年開催されていた「U-20プログラミングコンテスト」は、本年度より、応募対象者を22歳以下に拡大し「U-22プログラミングコンテスト」として開催されることが決定した。 本コンテストは1980年より34年間、経済産業省が主催してきた「U-20プログラミングコンテスト」の応募対象者を22歳以下に拡大。協賛企業で構成される「U-22プログラミングコンテスト実行委員会」、運営事務局はコンピュータソフトウェア協会が主催し、これまでの歴史を引き継いで実施する。なお、経産省はコンテストの開催を引き続き後援していくという。 本コンテストは、優れた才能を持ったイノベイティブなIT人材の発掘と育成、アイデアに富んだソフトウェア開発に取り組む人材の発掘、歴史あるプログラミングコンテストの継承と発展を目的としている。 募集内容は、ユニークな発想やこれまでに培ってきた技術力を活かした未発表または2013年9月1日以降に発表したオリジナル作品で、ジャンルやプログラミング言語は問わない。開発形式は、プログラミング言語による直接開発のほか、市販ライブラリや開発キット、オーサリングツールなどのソフトウェアも利用可能。また、一般的なマシン環境で動作・再現でき、携帯電話での動作・再現できるものが審査対象となる。 動作プラットフォームはWindows、Mac OS、GNU/Linux、Android、iOSを想定し、それ以外のプラットフォーム上でのみ動作する作品については、事前に事務局へ相談のうえ、検討・決定を行う。また、クラウド型プラットフォームが期間限定で無償提供される予定だ。 応募資格は、日本国内に居住する1992年4月2日以降に生まれた人で、応募期間は7月初旬から8月22日。最終審査会、各賞発表は10月5日に予定され、優秀作品には経済産業大臣賞、経済産業省商務情報政策局長賞が授与される。なお、応募方法などの詳細は、4月2日に開設されるホームページで発表される。◆U-22プログラミング・コンテスト2014応募期間:7月初旬~8月22日(金)対象:22歳以下参加資格:日本国内居住の1992年4月2日以降に生まれた人募集部門:個人部門、団体部門応募方法:Webサイトにて発表(4月2日開設予定)各賞:経済産業大臣賞、商務情報政策局長賞及びCSAJ会長賞、スポンサーによる企業賞、クラウド賞、モバイル賞など(副賞付き)