日本顕微鏡学会は、中学生以上を対象とした市民公開講座「目で観る世界最先端の物質科学・生命科学」を5月10日、東京大学・伊藤国際学術研究センターで開催する。参加は無料、事前申込制。 今回は、2011年にノーベル化学賞を受賞したイスラエル工科大学のダン・シェヒトマン教授を招き、「電子顕微鏡で発見された新物質 ? 準結晶」と題した電子顕微鏡による新物質発見にまつわる講演を行う(同時通訳あり)。 また大阪大学の難波啓一教授は、「生命を支える超分子ナノマシン」と題し、生命活動を担う超分子の仕組みについて、ミクロ視点からそのダイナミックな挙動を紹介する。 そのほか、日本顕微鏡学会の写真コンクール受賞作品をはじめ、顕微鏡で撮影した写真を展示。さまざまなミクロの世界を鑑賞することができる。◆目で観る世界最先端の物質科学・生命科学日時:5月10日(土)13:15~15:00会場:東京大学・伊藤国際学術研究センター(文京区本郷)参加費:無料対象:中学生以上申し込み:メールまたはFAX