schooと東大のネット生放送授業に1,743人が参加

 ネット動画学習サービス「schoo(スクー)」と東京大学の全学教育プログラム「東京大学 i.school」が提携して制作するインターネット学習プログラムの第1回が4月16日生放送され、1,743人が受講したことが明らかになった。

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 ネット動画学習サービス「schoo(スクー)」と東京大学の全学教育プログラム「東京大学 i.school」が提携して制作するインターネット学習プログラムの第1回が4月16日生放送され、1,743人が受講したことが明らかになった。

 インターネット生放送を活用した、双方向の学習体験をつくることができる「schoo(スクー)」上で、東京大学 知の構造化センターが主宰する全学教育プログラム「東京大学i.school」の講義・ワークショップが4月16日より行われている。

 公開された受講者分析結果によると、「滞在率」と「年齢層」に大きな特徴がみられた。受講者1,743人の平均年齢は34.5歳となっているが、年齢層は13歳から84歳と非常に幅広い。また、滞在率が91.7%と高く、受講者の関心の高さが伺えた。そのほかにも海外での視聴者がいたり、パブリックビューイングでの参加者がいたりするなどの特徴がみられた。

 スクーは「滞在率と年齢層の広さに大きな可能性を感じている」という。「生放送ならではの双方向性の追求として、後半にリアルタイムの質疑応答を実施したのが影響している」と分析している。今後さらに異世代間コミュニケーションの活性化を促進し、インターネットならではの新しい学習効果の開発を目指すとしている。

 参加費用は無料。生放送と録画で実施され、スクーのホームページから視聴参加できる。今後は毎週水曜日の同時間に全8回の授業を開講する。

◆放送内容
4月16日 放送【はじめに:イノベーション創出における基礎と方法論】
4月23日 放送【理解1:インタビュー・フィールド観察の目的と方法】
4月30日 放送【理解2:技術・事例調査の目的と方法】
5月7日 放送 【創出:アイデア発想の発散・収束・表現方法】
5月14日 放送【実現:コンセプトのデザイン方法とユーザー調査】
6月3日 放送 【ワークショップ1:未来の暮らしの中のロボットに学ぶ】
6月10日 放送【ワークショップ2:インドのサービスに学ぶ】
6月17日 放送【ワークショップ3:キャンパスライフのサービスに学ぶ】
《編集部》

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