【EDIX2014】BenQの短焦点ワイドプロジェクター、世界市場での実績を日本へ

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 国内最大級の教育ICTの展示会「第5回教育ITソリューションEXPO」(EDIX)が5月21日に東京ビッグサイトで開幕。ベンキュージャパンは、電子黒板機能に対応した単焦点プロジェクター「MW853UST」を展示している。

 ベンキュージャパンが5月15日に発売した単焦点プロジェクター「MW853UST」は、電子黒板キットの追加によりPCとプロジェクターを組み合わせることを可能にし、電子黒板への書き込みや保存、PCからのデータ表示などを実現する。

 会場に展示されたプロジェクターは、標準装備として提供される壁掛け金具を使って黒板上部に設置されていた。ミラー反射型の単焦点プロジェクターは、黒板から34cmの距離で87型の大画面投写を可能にする。投影位置が黒板上部となるため、先生が板書をしても陰が出来ないことが特徴だ。

 単焦点プロジェクターは、「先生が黒板に文字を書く時にどうしても発生していた陰をなくす」とベンキュージャパンの沢尾貴志社長は話す。陰の発生が少ないミラー型のプロジェクターは、生徒にとって見やすく、先生にとって扱いやすい製品となっているようだ。

 沢尾氏は、これまで学校で使われるプロジェクターはカートに載せて教室を移動して使うイメージだったが、各教室に1台取り付けるところも増えていると解説する。黒板の上に据え付けることで、毎回キャリブレーションする手間もなく、日常的に電子黒板を使える環境を提供できるのが魅力だ。

 実際に電子黒板のデモを見ると、特に立ち位置を気にしなくても手元に陰は発生せず、手書き入力もスムーズで、システムの完成度は高い。また、キャリブレーションも数秒で終わるため、設定に時間がかからず、生徒の集中力を切らすこともない。

 台湾のベンキュー本社で製品開発を担当するValia Liu氏は「2008年から教育部門に力を入れ、電子黒板システムも全世界の教育市場で14%に上るシェアを獲得している」と話す。欧州、特に英国の教育ICT市場に強く、ソフトウェアやカメラシステムなど製品に関しても市場のニーズに合わせて開発しているという。日本の教育ICT市場について沢尾氏は「学校で使える予算は限られているので、コストを気にするところが多い」と話す。

 今後の展開に関して沢尾氏は、「コストパフォーマンスの部分、私が社長に就任した一昨年から、これまで弱い部分があった修理サポート部門を国内で実績のある会社にお願いして、製品のコストパフォーマンスに加えてサポート体制も強化しました。さらに、新製品の導入によってこれまで外資系が入り込めていない教育部門を強化していきたい」と意気込みを話した。
《椿山和雄》

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