10代のカラコン使用、半数が未受診…国民生活センター

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カラーコンタクト契約当事者性別
  • カラーコンタクト契約当事者性別
  • 目の調子が悪くなったことがあるか
  • カラーコンタクトレンズ入手・購入先
  • 購入時の眼科受診の有無
  • 国民生活センターのホームページ
 国民生活センターは、カラーコンタクトレンズの相談や眼障害が増えていることから、安全性や使用実態を調査。10代では半数がインターネットで購入し、眼科を受診したことがなかった。同センターは異常を感じたら使用をやめて眼科医を受診するよう呼びかけている。

 カラーコンタクトレンズは視力補正を目的としないいわゆる「度なし」として、高度管理医療機器としての承認が不要だったが、安全性などが問題視され5年前から承認が必要になった。全国消費生活情報ネットワーク・システムには、カラーコンタクトレンズに関する相談が2004年から今年3月までの10年間に737件寄せられ、うち最近の5年間では541件と相談数が増加している。

 また、日本コンタクトレンズ学会が行ったカラーコンタクトレンズによる眼障害調査でも2012年7月から3か月間に395症例が報告されている。今回、国民生活センターは、日本コンタクトレンズ学会、日本眼科医会と共同で、カラーコンタクトレンズ17銘柄、個人輸入品3銘柄を加えて安全性や使用実態を調査し情報提供を行った。

 主なテスト結果として、レンズのベースカーブは承認基準の表示の許容範囲を超えるものが5銘柄あった。着色部分がレンズ最表面に確認されたものが11銘柄あり、そのうち9銘柄の製造販売元のホームページでは着色部分はレンズ内部に埋め込まれているという広告表示をしてあった。さらにレンズケアが必要な9銘柄のうち1銘柄でレンズケアによる色落ちがみられた。

 カラーコンタクトレンズを8時間装着すると、矯正視力は通常使用している透明のレンズよりも12銘柄で低くなる傾向がみられた。カラーコンタクトレンズを使用して23.7%が目の調子が悪くなったと回答しているが、そのうち約半数が眼科を受診していなかった。自覚症状として異物感、充血、目の痛み、乾燥感、視力低下など。

 入手や購入先については、インターネット通販が39.2%ともっとも多く、特に10代は45.6%と多かった。また購入する際に43.5%が眼科を受診したことがなく、10代は52.6%が受診していなかった。定期検査受診の頻度は、「まったく受けていない」人は全体で30.6%だが、10代になると37.0%で、「ほとんど受けていない」と合わせると51.2%と受診に消極的なことがわかった。

 同センターは、目に異常を感じた場合は使用をやめて眼科を受診し、異常がなくても定期健診を必ず受けてほしいという。ホームページではテスト結果を公開している。
《田中志実》

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