都立高校入試、採点ミスのため2年で18人が不合格

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平成25年度、24年度に実施した学力検査における採点の誤りの状況
  • 平成25年度、24年度に実施した学力検査における採点の誤りの状況
  • 東京都教育委員会
 東京都教育庁は6月3日、都立高校入試における採点ミスに関する点検結果を発表した。発表内容によると、平成25年度実施分で12人、平成24年度実施分では6人が採点ミスのため不合格となっていた。

 今回の報告では、東京都教育委員会の指示により学校が行った点検結果と、都教委が行った点検結果が報告されている。平成25年度入試で、採点にミスがあった学校数は146校、採点ミスは1,139件に上った。その中で、合格判定に影響したのは10校の12名、本来は合格していたはずの生徒たちだ。

 教育庁の指示により、各学校において2度の答案点検を行ったにも関わらず、その後の都教委の点検でも新たに採点ミスが発覚。そのため都教委は、これまで点検していなかった合格者の答案についても点検を6月上旬から8月中旬にかけて実施するという。点検結果は、8月末に公表される予定だ。

 採点ミスの発生原因について学校側は、「入試は、毎行われていることから、学校や教員に「例年どおり」という慣れがある」、「学力検査から発表までの期間が3日間あるため、非常にタイトな日程での業務になる」、「教員が、自分自身が行う採点業務が受検生の人生に影響するとの認識が気薄である」などの理由を挙げる。

 今後は、再発防止に向けた「都立高校入試 調査・改善委員会」を設置し、外部有識者や保護者代表者などを交え、徹底した原因究明と再発防止・最善策を検討するという。
《湯浅大資》

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