タブレットを使った教育系サービス、4人に1人が加入

 タブレットやスマートフォンを利用した教育系の定額制サービスに加入したことがある保護者は25.1%にのぼることが、タカラトミーエンタメディアが6月10日に発表した「子どもを持つ家庭のスマホ・タブレット利用最新事情」より明らかになった。

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保護者のスマホ・タブレット所有率
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  • 子ども向け有料アプリを購入したことがあるか
 タブレットやスマートフォンを利用した教育系の定額制サービスに加入したことがある保護者は25.1%にのぼることが、タカラトミーエンタメディアが6月10日に発表した「子どもを持つ家庭のスマホ・タブレット利用最新事情」より明らかになった。

 同社が総合プロデュースしているスマートフォン向けエデュテイメントアプリ「FamilyApps(ファミリーアップス)」では、0~9歳の子どもがいる全国の20歳~45歳男女を対象にインターネット調査を実施し、339人の回答を得た。調査期間は、2014年5月26日~5月29日。2013年6月にも同様の調査を実施している。

 保護者のスマートフォン所有率は70.4%で、2013年6月調査時の58.0%と比べて12.4ポイント増加した。また、タブレットも2013年の21.4%から2014年は26.4%と5.0ポイント増加している。

 子ども向け有料アプリ購入に関して、66.7%が「無料アプリで十分なので今後も購入する予定はない」と回答したものの、約30%は「購入したことがある」もしくは「内容によっては購入しても良い」と考えている。高品質な無料アプリが多く出てているため、有料で子ども向けアプリを購入することに抵抗があるようだ。

 タブレットやスマートフォンを利用した知育定額制サービスに加入したことがある保護者は25.1%にのぼる。サービス内容は、ベネッセコーポレーションの「しまじろうクラブ」が19.2%ともっとも多く、ジャストシステムの「スマイルゼミ」4.7%、学研エデュケーショナルの「学研iコース」4.1%、KDDIの「こどもパーク」4.1%、DeNAの「アプリゼミ」3.8%、NTTドコモの「dキッズ」3.8%が続いた。また、「利用したことはないが、今後は検討している」と回答した保護者は22.1%だった。
《工藤めぐみ》

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