HEMSアライアンスと東京大学は、小学3年生から6年生を対象とした「東京大学 夏休み特別授業」を8月5日、東京大学 駒場リサーチキャンパスで開催する。実験などを交えながらエネルギーについて学ぶことができ、自由研究にも適しているという。 HEMSとは「Home Energy Management System」の略。外部からのコンピューター制御が可能な家電や、太陽光発電装置、家庭用蓄電池、電気自動車などを情報ネットワークで接続し、さまざまな目的のアプリケーションで総合的に制御するシステムのことだ。 大手家電メーカー、通信キャリア、電力会社などは、HEMSの市場確立と普及を目的として、HEMSアライアンスを設立。共同でHEMSおよびスマート家電普及に向けた活動を展開しており、今回の特別授業は、HEMSアライアンスの活動である産学連携プロジェクト「HEMS道場」の一環として開催する。 当日は、「暮らしの中のエネルギーと電気」と題し、東京大学生産技術研究所の大島まり教授が特別授業を実施。1つの電球をつけるには、どれくらいの電気が必要なのか、LED電球だとどれくらい省エネになるのかなど、身近なところにある電気を体験しながら、エネルギーについてわかりやすく紹介する。 また、太陽光発電やHEMSを備えるスマートハウスの見学、HEMSアプリのデモを行うほか、コイルと磁石を使って、実際に電気をつくる「発電の仕組みを見てみよう!」、電気を貯めて使える電池のしくみについて学ぶ「ハイブリッドカー工作教室」など、ワークショップも開催。すべてのプログラムを修了した児童には、東大生研マーク入りのオリジナル修了証書が授与される。◆東京大学 夏休み特別授業日時:8月5日(火)9:00~12:00(予定)会場:東京大学 駒場リサーチキャンパス An棟中セミナー室1(An401/402)対象:小学3年生から6年生定員:50名※応募者多数の場合は抽選締切:7月21日(月)参加費:無料応募方法:インターネット