東工大が学部・大学院を統一した日本初の「学院」を設置

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東京工業大学の「教育改革」
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 東京工業大学はこのほど、2016年4月からスタートする新しい教育システム「東工大教育改革」について公表した。現在の組織を刷新し、学部と大学院を統一した「学院」を設置。日本の大学では初めての取組みになる。

 同大学は現在、学部組織3学部23学科、大学院組織6研究科45専攻で構成されている。今回公表したのは、学部と大学院を統一した6学院17系で構成される「学院」を設置すること。

 「学院」で一貫教育することで、学士課程と修士課程、修士課程と博士課程の教育カリキュラムが統合される。一定の条件を満たせば、学部生が修士課程の科目を先取り履修でき、研究室での研究プロジェクトに参加できたりするなど、修士課程との接続がしやすく一体的な教育体系となる(修士から博士課程も同様)。学生は、入学から大学院修了までの出口を見通し、多様な選択や調整が可能になるという。

 そのほか、カリキュラムを全面刷新し、学士課程1年目の必修科目として数学、物理学、科学、英語、文系教養に新たに生命科学を加える。英語による講義を充実させ、大学院では専門科目を英語で講義。学士課程の基礎科目の一部では外国人教員の英語による講義も受講できる。原則、全学生が留学を経験するカリキュラムになる。

 同大学のホームページでは、教育改革の骨子が掲載されており、教育システムの刷新、教育の質保証、新しい教育環境、教育支援体制の確立の項目に分けて紹介。「卓越した専門性とリーダーシップを併せもつ理工系人材」を輩出するために教育改革に取り組んでいく。
《田中志実》

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