東京都は7月10日、平成26年度の都内私立高等学校(全日制)入学状況について発表した。入学者数は前年度比2.0%増の59,741人で、39.7%が併設中学校からの進学者だった。実質競争倍率は推薦入試で1.10倍、一般1次入試は1.36倍。 今年度の生徒募集校は183校(前年度比2校減)、生徒非募集校は49校(同1校増)、募集停止校は1校(同1校増)。入学者数は59,741人で、前年度の58,573人に比べ1,168人の増加となった。 進学者数の内訳でもっとも多いのは併設中学校からの進学者(23,713人)で、全体の39.7%を占める。そのほかは、一般1次入試による入学者(19,206人)が32.1%、推薦入試による入学者(16,467人)が27.6%、一般2次入試による入学者(355人)が0.6%となっている。 合格者数に対する応募者数の割合を示す実質競争倍率は、推薦入試が1.10倍(前年度1.11倍)、一般1次入試は1.36倍(同1.38倍)。辞退率は推薦で22.13%、一般1次で67.70%だった。