スーパームーンって何? 2014年最大の満月は8/11午前3時

 8月11日(月)深夜3時9分に、今年最大の満月「スーパームーン」が見られる。地球と月がもっとも近づいたタイミングで満月となり、大きさも明るさも増す。国立天文台やNASAのウェブサイトでは、最大と最小の満月を比較した画像を掲載している。

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最大と最小の満月比較
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 8月11日(月)午前3時9分に、今年最大の満月「スーパームーン」が見られる。地球と月がもっとも近づいたタイミングで満月となり、大きさも明るさも増す。国立天文台やNASAのWebサイトでは、最大と最小の満月を比較した画像を掲載している。

 月が地球の周りを回る軌道が楕円をしており、地球と月の距離は変動する。スーパームーンは、月が地球にもっとも近づいたタイミングで満月または新月の形になった月の姿やその現象のこと。もっとも近いときは、遠いときと約5万キロメートルの差がある。2013年6月のスーパームーンは、直径で約14%大きく、30%明るく見えたという。

 国立天文台によると、8月11日(月)深夜2時43分に月と地球の距離が35万6,896kmともっとも近づき、3時9分に満月の瞬間を迎える。満月の瞬間の月の視直径は33分28.24秒。国立天文台のWebサイトでは、1月16日のもっとも小さく見えた満月と、8月11日のもっとも大きく見える満月とを比較している。

 また、米航空宇宙局(NASA)のWebサイトでは、2013年6月に観測された最大の満月の上に、今年1月に観測された最小の満月を重ねて大きさを比較した画像を掲載している。

 コニカミノルタのウェブサイトでは、今回のスーパームーンの見え方や風説などを解説している。

 今年は、9月9日(火)にもスーパームーンが観測される。
《工藤めぐみ》

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