【夏休み】ラストスパート!ヤクルト容器で作る吹き玉・とんとん相撲・ライオン

 夏休みも残すところわずかとなった。夏休みの工作や自由研究など、課題が残っているお子さんも多いのではないだろうか。身近な材料を使った工作のアイデアとして、「吹き玉」「とんとん相撲」「ライオン」を紹介する。

教育・受験 学習
ヤクルト容器でおもちゃをつくる
  • ヤクルト容器でおもちゃをつくる
  • 作品1:吹き玉
  • 作品1:吹き玉の部品:容器の底部分を切り離して、厚紙を貼る
  • 作品1:着色した吹き玉の部品
  • 作品2:土俵にはヤクルト容器を49個使った
  • 作品2:土俵を描いた台紙を張り付ける
  • 作品2:たたき棒の部品は、容器と厚紙と割り箸
  • 作品2:千枚通しで容器の底に穴をあけ、最終的に割り箸を接着する
◆作品2:とんとん相撲を作ろう
<材料>
 ヤクルト容器×53個(土俵49、力士2、たたき棒2)
 ヤクルトAce容器×1個
 割り箸(1膳)
 厚紙(27cm×27cm、たたき棒用に直径2.4cmの円×2)
 色画用紙(数枚)
 ポスターカラーマーカー
 接着剤
 カッター・デザインカッター
 はさみ
 千枚通し
 コンパス

 とんとん相撲では、土俵、力士、たたき棒をそれぞれヤクルト容器で作ってみる。土俵はヤクルト容器を7×7で49個並べる。正方形の形に接着剤で固定するのだが、直線になるようにきれいに接着するには、平な面や添え木にあてながら接着していく。大き目の箱があれば箱の直角を利用して内側に並べながら固定していくとよいだろう。

 土台ができたら上に厚紙で作った土俵を張り付けるのだが、全体を接着剤で固定してしまうと、たたいても土俵が揺れなくなってしまうので、四隅だけを固定する。あるいは、7×7でぎっしり容器を並べるのではなく、内側に空洞を適宜作ることで振動させるようにしてもよい。容器の数が揃わない場合はこの方法がよいだろう。

 土俵の円が大きくて手持ちのコンパスで描けない場合は、厚紙で必要な長さの長方形を作り、長辺の両端付近に中心点と半径の位置に穴をあけると簡易コンパスになる。中心点を画鋲などで台紙に留め、反対側の穴に鉛筆などを指して1回転させる。土俵の線の幅で2か所穴をあけておけば、2回転で土俵の円が描ける。

 力士は、容器の底に色画用紙などで作った顔を張り付け、側面には腕を張り付ける。ヤクルト、ジョアなど容器の種類によってさまざまな体型の力士を作ることができる。

 たたき棒は、容器に割り箸を固定して作る。飲み口に厚紙を張り付けるが、厚紙にはあらかじめ割り箸が通る穴をあけておく。容器の底部分に同様な穴をあけ、割り箸を通して、底側を接着剤で固定する。ヤクルト容器の底は、プラスチックが厚くなっており、加工がしにくいが、千枚通しやキリで穴をあけることができる。

<とんとん相撲(映像)>
《中尾真二》

中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。エレクトロニクス、コンピュータの専門知識を活かし、セキュリティ、オートモーティブ、教育関係と幅広いメディアで取材・執筆活動を展開。ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から使っている。

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