【夏休み】ラストスパート!ヤクルト容器で作る吹き玉・とんとん相撲・ライオン

 夏休みも残すところわずかとなった。夏休みの工作や自由研究など、課題が残っているお子さんも多いのではないだろうか。身近な材料を使った工作のアイデアとして、「吹き玉」「とんとん相撲」「ライオン」を紹介する。

教育・受験 学習
ヤクルト容器でおもちゃをつくる
  • ヤクルト容器でおもちゃをつくる
  • 作品1:吹き玉
  • 作品1:吹き玉の部品:容器の底部分を切り離して、厚紙を貼る
  • 作品1:着色した吹き玉の部品
  • 作品2:土俵にはヤクルト容器を49個使った
  • 作品2:土俵を描いた台紙を張り付ける
  • 作品2:たたき棒の部品は、容器と厚紙と割り箸
  • 作品2:千枚通しで容器の底に穴をあけ、最終的に割り箸を接着する
◆作品3:ライオンを作ろう
<材料>
 ヤクルト容器×26個(足・顔・胴体・しっぽ)
 ポーションミルク容器×1個
 割り箸(1本)
 厚紙(直径2.4cmの円、鬣用に18cm×18cm)
 ポスターカラーマーカー
 カラースプレー
 マスキングテープ
 接着剤
 カッター・デザインカッター
 はさみ
 千枚通し
 ニッパー
 ラジオペンチ

 ライオンは、ヤクルト容器を筒状に組み合わせて胴体と頭とする。足やしっぽも空き容器で作ったが、たてがみは厚紙を利用した。

 まず、頭部はヤクルト容器を7つ使って正六角形の形に固定して作る。このとき中央の1つを、とんとん相撲で作ったたたき棒と同じ部品にして、底の分部の高さを他の6個より少し出っ張らせる。ライオンの鼻になる部分だが、使う数によっては他の容器も位置をずらせば、もっと凹凸のある顔、他の動物の顔も表現できるだろう。今回は鼻部分にポーションミルクの容器も貼り付けてみた。

 胴体部分は、ヤクルト容器2個の底どうしを貼り合わせたものを、7本使って正六角形に組み上げる。胴体部分は中心部分の容器も他と同じ高さに合わせてよい。足は、ヤクルト容器を4つ、接着剤で胴体に固定する。固定は、容器のへりの部分どうしを点で何か所か接着することになるので、固定と乾燥をしっかりやらないとすぐにとれてしまう。必要であれば、針金やセロハンテープなどで固定するとよいだろう。

 目や口は色画用紙などを利用して貼り付けてもよいが、今回はポスターカラーマーカーで手描きした。頭部と胴体の合体は、胴体部品の隙間に頭部の割り箸を指し込む。こうすれば、顔の角度や位置をいろいろ変えることができるが、もちろん固定しても問題ない。

<ライオン(映像)>

 ヤクルト容器は、加工や着色が簡単で接着もしやすいので、限られた時間で何かを作るには打ってつけだ。基本的な形やパターンをつかめば、いろいろな形への応用も広がりやすい。

 工作には、さまざまな道具を利用した。カッターなど子ども1人での扱いには危険な道具もあるため、必ず親子一緒に取り組んでほしい。
《中尾真二》

中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。エレクトロニクス、コンピュータの専門知識を活かし、セキュリティ、オートモーティブ、教育関係と幅広いメディアで取材・執筆活動を展開。ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から使っている。

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