◆作品3:ライオンを作ろう<材料> ヤクルト容器×26個(足・顔・胴体・しっぽ) ポーションミルク容器×1個 割り箸(1本) 厚紙(直径2.4cmの円、鬣用に18cm×18cm) ポスターカラーマーカー カラースプレー マスキングテープ 接着剤 カッター・デザインカッター はさみ 千枚通し ニッパー ラジオペンチ ライオンは、ヤクルト容器を筒状に組み合わせて胴体と頭とする。足やしっぽも空き容器で作ったが、たてがみは厚紙を利用した。 まず、頭部はヤクルト容器を7つ使って正六角形の形に固定して作る。このとき中央の1つを、とんとん相撲で作ったたたき棒と同じ部品にして、底の分部の高さを他の6個より少し出っ張らせる。ライオンの鼻になる部分だが、使う数によっては他の容器も位置をずらせば、もっと凹凸のある顔、他の動物の顔も表現できるだろう。今回は鼻部分にポーションミルクの容器も貼り付けてみた。 胴体部分は、ヤクルト容器2個の底どうしを貼り合わせたものを、7本使って正六角形に組み上げる。胴体部分は中心部分の容器も他と同じ高さに合わせてよい。足は、ヤクルト容器を4つ、接着剤で胴体に固定する。固定は、容器のへりの部分どうしを点で何か所か接着することになるので、固定と乾燥をしっかりやらないとすぐにとれてしまう。必要であれば、針金やセロハンテープなどで固定するとよいだろう。 目や口は色画用紙などを利用して貼り付けてもよいが、今回はポスターカラーマーカーで手描きした。頭部と胴体の合体は、胴体部品の隙間に頭部の割り箸を指し込む。こうすれば、顔の角度や位置をいろいろ変えることができるが、もちろん固定しても問題ない。<ライオン(映像)> ヤクルト容器は、加工や着色が簡単で接着もしやすいので、限られた時間で何かを作るには打ってつけだ。基本的な形やパターンをつかめば、いろいろな形への応用も広がりやすい。 工作には、さまざまな道具を利用した。カッターなど子ども1人での扱いには危険な道具もあるため、必ず親子一緒に取り組んでほしい。