【夏休み】ラストスパート!ヤクルト容器で作る吹き玉・とんとん相撲・ライオン

 夏休みも残すところわずかとなった。夏休みの工作や自由研究など、課題が残っているお子さんも多いのではないだろうか。身近な材料を使った工作のアイデアとして、「吹き玉」「とんとん相撲」「ライオン」を紹介する。

教育・受験 学習
ヤクルト容器でおもちゃをつくる
  • ヤクルト容器でおもちゃをつくる
  • 作品1:吹き玉
  • 作品1:吹き玉の部品:容器の底部分を切り離して、厚紙を貼る
  • 作品1:着色した吹き玉の部品
  • 作品2:土俵にはヤクルト容器を49個使った
  • 作品2:土俵を描いた台紙を張り付ける
  • 作品2:たたき棒の部品は、容器と厚紙と割り箸
  • 作品2:千枚通しで容器の底に穴をあけ、最終的に割り箸を接着する
 夏休みも残すところわずかとなった。夏休みの工作や自由研究など、課題が残っているお子さんも多いのではないだろうか。身近な材料を使った工作のアイデアとして、「吹き玉」「とんとん相撲」「ライオン」を紹介する。

◆材料はヤクルトの容器

 工作の材料について、入手のしやすさを考えると、食品や飲料の容器が候補にあがる。子どもにも加工しやすいということでは、サイズの小さいものをブロックのように組み上げるのがよさそうだ。また、カッターやハサミで簡単に加工でき、数量の確保が容易なものが好ましい。

 そこで選んだのがヤクルトの容器、毎日家族が飲むので、短期間でもある程度の数を揃えることができる。数が足りなければ、祖父母などに協力を求めることもできそうだ。

◆吹き玉・とんとん相撲・ライオンを作成

 今回作るのは、「吹き玉」「とんとん相撲」「ライオン」の3つ。

 接着剤は化学反応タイプのものがよいだろう。接着面の片側に少量つけてすぐに押さえつけるタイプの接着剤だ。硬化には1時間ほど必要(完全硬化は24時間)だが、数分固定させておけば簡単には動かなくなる。塗料は乾きに若干時間がかかるが水性塗料が塗る場所を選ばず楽だ。ラッカー系塗料は、ヤクルトの容器を溶かすものがあるので注意が必要だ。スプレーを使う場合は、大き目の段ボール箱を利用して「スプレーブース」を作るとよいだろう。なお、スプレー作業は必ず屋外か換気設備のある作業場で行い、マスクやゴーグルも使いたい。

◆作品1:吹き玉を作ろう
<材料・道具>
 ヤクルト容器×3個
 曲がるストロー×3本
 発砲スチロールボール(3~4個・任意)
 ポスターカラーマーカー
 接着剤
 カッター・デザインカッター
 はさみ
 千枚通し
 コンパス

 吹き玉は、ヤクルト容器の飲み口部分を切り取って、厚紙で作ったフタ(底)にストローを通して作る。ヤクルト容器はやわらかく、カッターで簡単に切れるため注意が必要だ。着色はスプレーでもよいのだが、部品が軽いとスプレーの噴射で飛んでしまうため、筆や太目のカラーペンで着色するのがお勧めだ。

 玉は100円ショップなどで売っている発砲スチロールのボールを着色。発砲スチロールは接着剤や塗料で溶けやすいので、水性のポスターカラーマーカーで着色するとよいだろう。

<吹き玉(映像)>
 吹き玉の作り方を映像で見てみよう。貼付け方やカッターの使い方なども参考にしてほしい。
《中尾真二》

中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。エレクトロニクス、コンピュータの専門知識を活かし、セキュリティ、オートモーティブ、教育関係と幅広いメディアで取材・執筆活動を展開。ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から使っている。

+ 続きを読む

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top