インターンシップ、優秀な学生には7割の企業が「直接的にアプローチ」

 インターンシップで優秀な学生に会った場合、7割の企業が「直接的なアプローチ」が有効と考えていることが、アイ・キューが運営する人事ポータルサイト「日本の人事部」の調査結果から明らかになった。個別面談など、直接的にアプローチするという回答が上位を占めた。

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2014年に大学3年生(大学院1年生)を対象にインターンシップを行うか
  • 2014年に大学3年生(大学院1年生)を対象にインターンシップを行うか
  • インターンシップの目的
  • インターンシップの選考で重視するもの
  • 優秀な学生に会った場合フォロー(働きかけ)で有効なもの
 インターンシップで優秀な学生に会った場合、7割の企業が「直接的なアプローチ」が有効と考えていることが、アイ・キューが運営する人事ポータルサイト「日本の人事部」の調査結果から明らかになった。個別面談など、直接的にアプローチするという回答が上位を占めた。

 2016年度新卒採用では、企業の広報活動開始が3か月後ろ倒しされることから、インターンシップに注目が集まっているとして8月、全国のビジネスパーソン(経営者、管理職、人事担当者など)にWebアンケートを実施。230社から回答を得た。

 2014年に、大学3年生(大学院1年生)を対象にインターンシップを「行う」としたのは54.8%。目的は、「会社の認知度を上げるため」がもっとも多く、40.5%に上った。次いで「自社が求めるタイプの学生を見つけるため」(21.4%)、「大学との連携を強化するため」(19.0%)などが続いた。

 インターンシップの選考で重視するのは、「本人のやる気・意欲」(31.7%)が最多で、「特に重視するものはない」(19.5%)が続いた。研究開発者・エンジニアを求める企業では、「大学における専攻分野」を重視する傾向にあった。

 「インターンシップで優秀な学生に会った場合、フォロー(働きかけ)でもっとも有効なものとは」という質問に対しては、「個別面談(接触)の機会を設ける」(23.8%)、「受け入れ部門の担当者が個人的に関係を維持する」(21.4%)、「インターンシップ(の内容・結果)をフィードバックする」(21.4%)、「交流会を実施する」(19.0%)、「人事担当者が個人的に関係を維持する」(7.1%)、と、直接的にアプローチするという回答が上位を占めた。
《奥山直美》

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