東京大学、MOOCサイト「gacco」で大学教員養成講座の受講登録受付を開始

東京大学 大学総合教育研究センターは、MOOCサイト「gacco(ガッコ)」を活用した大学教員養成講座 「インタラクティブ・ティーチング」を11月19日より無償公開、受講登録の受付を開始した。

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東京大学 インタラクティブ・ティーチング
  • 東京大学 インタラクティブ・ティーチング
  • インタラクティブ・ティーチングのPV(動画キャプチャ)
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 東京大学 大学総合教育研究センターは、MOOCサイト「gacco(ガッコ)」を活用した大学教員養成講座 「インタラクティブ・ティーチング」を11月19日より無償公開、受講登録の受付を開始した。

 「インタラクティブ・ティーチング」は、大学教員を目指す大学院生の教育力向上を目的としたプログラムで、gaccoを活用した「オンライン・セッション」と、2015年3月に東京で開催を予定している無料対面集中講座「リアル・セッション」で構成されている。

 オンライン・セッションでは、授業を双方向にするための知識やスキルなどを学ぶナレッジ・セッションとスキル・セッション、そしてストーリー・セッションの3セッションを用意。大学院生だけでなく、誰でも受講することができ、小中学校や高校、大学の教員や企業の教育担当者も受講できる。

 ナレッジ・セッションでは、学習者は、1週間あたり約90分の講義動画を8週間にわたって視聴し、掲示板でほかの受講者と議論を深め、クイズに答えるなどしながら、教えることの知識を学ぶ。スキル・セッションでは、音楽座ミュージカルとの連携により、演劇・表現の観点から、参加者が主体的に学ぶ場を作るための技法を習得。ストーリー・セッションでは、各研究領域で第一線を走る研究者たちが「教えること」といかに向き合い、実践してきたかを学ぶ。

 一方、大学院生を対象とするリアル・セッションは、2015年3月4日から6日の3日間、合計18時間の学習を予定。オンライン・セッションで学んだ知識や技法をふまえたディスカッションおよび種々のグループワーク、シラバスや授業案の作成、模擬授業の実施などを通じ、オンライン・セッションでの学びを補い深める実践的な内容を提供する。リアル・セッションについては、オンライン・セッション受講者の中から大学院生を優先して半期20名(年間40名)を選抜する。
《水野こずえ》

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