【中学受験2015】志望校の人気動向、サンデーショックの影響は

 首都圏模試センターは9月8日、中学入試レポート「2015年入試予測と併願校選びのポイント」をホームページに掲載した。志望校の人気動向などから予測する入試状況を紹介するとともに、受験校選択のポイントをアドバイスしている。

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「2015年入試予測と併願校選びのポイント」
  • 「2015年入試予測と併願校選びのポイント」
  • 志望者数の動向(男子2月1日入試)
  • 志望者数の動向(男子2月2日入試)
  • 志望者数の動向(男子2月3日~6日入試)
  • 志望者数の動向(女子2月1日入試)
  • 志望者数の動向(女子2月2日入試)
  • 志望者数の動向(女子2月3日~6日入試)
 首都圏模試センターは9月8日、中学入試レポート「2015年入試予測と併願校選びのポイント」をホームページに掲載した。志望校の人気動向などから予測する入試状況を紹介するとともに、受験校選択のポイントをアドバイスしている。

 同レポートでは、中学受験を目指す小学6年生を対象に行われた7月の模擬試験「小6統一合判」の情報から、志望校の人気動向を紹介している。

 男子の2月1日入試校では、男子御三家の開成(前年比120%)、麻布(115%)は志望者が増加、武蔵(101%)は前年並みとなっている。今春の入試で人気だった聖学院は、聖学院1(123%)・特待選抜(168%)ともに志望者が増加。また今春から2月1日入試となった本郷1(126%)のほか、慶應普通部(127%)、桐朋(125%)、早稲田1(112%)も志望者が増加している。

 男子の2月2日入試校では、栄光学園(138%)、聖光学院(112%)は志望者が増加。また聖学院2(204%)、本郷2(124%)はこの日も人気が高い。2月3日入試校では、早稲田2(108%)、慶應中等部(104%)はわずかに志望者が増加し、筑駒(78%)は減少した。

 女子の2月1日入試校では、女子御三家の桜蔭(111%)、雙葉(124%)のほか、鴎友学園1(124%)、大妻(107%)、晃華学園1(242%)は志望者が増加した。来春は「サンデーショック」の年となり主にプロテスタント系の学校が入試日を移行した影響か、東京女学館一般(124%)、普連土学園1(110%)、横浜女学館A(126%)、恵泉女学院S(145%)なども志望者が増加している。

 女子の2月2日入試校では、入試日を移行した女子学院(102%)、フェリス女学院(103%)は前年並み、清泉女学院1(122%)、横浜雙葉(111%)は志望者が増加した。また恵泉女学院A1(130%)はこの日も人気が高い。2月3日入試校では、2日・3日の連日入試となる東洋英和女学院B(200%)の志望者が倍増した。

 同レポートでは、こうした志望者動向を今後も注意深く見据えて、上手な併願を組み立てていくことが重要だとアドバイス。受験校選びの際にヒントにしてもらいたいと、合格を引き寄せる5つのポイントを紹介している。
《荻田和子》

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