【大学と就職】「良い大学に入れば、良い会社に入れる」は嘘?

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企業が採用基準で重視する項目
  • 企業が採用基準で重視する項目
  • 応募学生に対する企業の評価
  • 学生の自己評価
 昔から「良い大学に入れば、良い会社に入れる」と言われてきた。実際、いまでもそう考えている方は多いのではないだろうか。しかし、昨今の就職活動では、決して「良い大学に入れば、良い会社に入れる」わけではない。

 なお、これ以降「良い大学」とは「偏差値の高い大学」、「良い会社」とは「社員数が多い大手企業」として考えていく。前述の「良い大学に入れば~」と考えている方の多くは、こう捉えていると思われるからである。なお、大手企業とは、社員数が5,000人以上の企業を指すとする。

◆企業の大半は、学歴を求めていない

 就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアの就職みらい研究所が発表している「就職白書2014」によれば、「企業が採用基準でもっとも重視する項目」のベスト3は、以下のとおり。

 第1位:人柄(89.4%)
 第2位:その企業(応募企業)への熱意(78.3%)
 第3位:今後の可能性(69.9%)

※リクルートキャリア 就職みらい研究所「就職白書2014」より
※パーセンテージは回答率

 対して、大学での学力・学歴に関わる項目の回答率は、以下のようになっている。

 学部・学科/研究科:25.8%
 大学/大学院で身につけた専門性:23.8%
 大学/大学院名:20.0%
 大学/大学院での成績:18.1%

 いわゆる「学歴」にあたる「大学/大学院名」は、5社に1社しか求めていないことがわかる。また、評価項目トップ3が7~9割近い回答率に上るのに対して、学力や学歴に関する項目は2割前後と、ほとんど重視されていない。「大学/大学院での成績」にいたっては、20%を下回っている。

 このことから、いわゆる「良い大学に入れば、良い会社に入れる」という方程式が、すでに機能していないことがわかる。実際には大手企業は、中小企業よりも学歴を重視する傾向が強い。しかし、そうした企業は決して多くない。
《高嶌悠人》

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