現役進学率Top3は東京・京都・神奈川…大学進学状況2014

 旺文社は10月14日、「平成26(2014)年度 都道府県別 大学・短大進学状況」を公表した。大学等への現役進学率が高いのは、1位「東京都」66.1%、2位「京都府」65.6%、3位「神奈川県」61.0%で、3都府県とも6割を超えている。

教育・受験 受験
現役進学率(上位20位)
  • 現役進学率(上位20位)
  • 地元大学進学率(上位20位)
  • 地元出身者占有率(上位20位)
 旺文社は10月14日、「平成26(2014)年度 都道府県別 大学・短大進学状況」を公表した。大学等への現役進学率が高いのは、1位「東京都」66.1%、2位「京都府」65.6%、3位「神奈川県」61.0%で、3都府県とも6割を超えている。

 同資料は、文部科学省「平成26年度 学校基本調査(速報)」や大学入試センター発表資料をもとに都道府県別に大学進学状況をまとめたもので、同社が運営するWebサイト「教育情報センター」に掲載されている。「都道府県別データ」「全国共通データ」「全国生徒数」の3つのパートに分け、地元進学率、地元出身者占有率、他県流出率、現役進学率、センター現役志願率など、平成26年度大学・短大入学者の進学状況データを、都道府県別に紹介している。

 現役進学率がもっとも高いのは、東京都(66.1%)、次いで、京都府(65.6%)、神奈川県(61.0%)。一方、もっとも低いのは、沖縄県(37.7%)、次いで、鹿児島県(41.0%)、北海道(41.3%)となった。

 地元進学率がもっとも高いのは、愛知県(70.6%)、次いで、北海道(68.4%)、東京都(64.6%)。一方、もっとも低いのは、和歌山県(10.8%)、次いで、鳥取県(11.1%)、奈良県(14.5%)となった。

 地元出身者占有率がもっとも高いのは、沖縄県(78.2%)、次いで、北海道(74.2%)、愛知県(63.6%)。一方、もっとも低いのは、鳥取県(15.2%)、次いで、滋賀県(18.5%)、京都府(22.2%)となった。

 なお、地元出身者占有率は大学の入学者に占める地元出身者の割合を表しており、地元進学率とまったく異なる。分子は地元出身者で同じだが、分母が「高校視点」か「大学視点」かが異なる。例えば、沖縄県は地元大学進学率が53.8%だが、地元出身者占有率が78.2%と高いことから、県内に大学が少ないといったことが想定される。
《工藤めぐみ》

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