ベネッセは11月1日より地域の学びの相談窓口「エリアベネッセ」の展開を開始する。セミナーやワークショップを実施するほか、進路・進学・学習カウンセリング、教材・サービスの無料体験などを通じて子どもの学習をサポートする。 「エリアベネッセ」は、勉強のことや将来のことを教育のプロフェッショナルに無料で相談できる窓口。赤ペン先生、進研ゼミOB・OGの大学生、教育の専門家など、来店者の悩みや相談にあったスタッフがサポートするという。 主なサービスは、「教育セミナーとワークショップ」「ベネッセ教材・サービスの無料体験」「ベネッセ会員のサポート」の3点。「教育セミナーとワークショップ」では、子どもや保護者を対象とした教育セミナー、英語イベント、子育て応援ワークショップなどを実施するという。 「ベネッセ教材・サービスの無料体験」では、学習の仕方や進学の悩みなどを教育のプロフェッショナルに相談できる場を提供する。ベネッセの教材を自宅に持ち帰って試すことができるトライアルキットの配布や、留学サポート、シニア向け介護施設の案内など、幅広く来店者の要望に応えるという。 「ベネッセ会員のサポート」では、こどもちゃれんじ、進研ゼミ利用者を対象に、赤ペン先生、進研ゼミOB・OGの大学生、教育の専門家などが日々の学習をサポートする。会員向けのサービスとして、受講相談、新規入会者のサポート、教材リサイクルなどのアフターケアを行う。 「ベネッセ=進研ゼミ」というイメージを払拭したいとベネッセHDの代表取締役会長兼社長の原田泳幸氏が語ったのは2014年7月。当初は、ベネッセがすでに展開しているさまざまな塾やサービスの連携を支援するため、500拠点を目標に「エリアベネッセ」を展開すると説明した。 11月1日には、1号店となる「エリアベネッセ青山」と「エリアベネッセ西葛西」がオープンする。教育セミナー、英語体験イベント、しまじろうスペシャルキャラバン、もしも絵本づくりなどのセミナー・ワークショップが11月1日から3日にかけて実施される予定だ。今後は、全国への店舗拡大が期待される。