子どもに望む親孝行、親子の会話が上位

 メディケア生命保険は11月11日、「家族の絆と老後の生活に関する意識調査」結果を発表した。子どもに望む親孝行は、1位「自分のことで心配させない」、2位「自分の話をしてくれる」、3位「話をきいてくれる」で、子どもとの会話を望んでいる親が多いことがわかった。

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大人になってからどのようなときに親の愛を感じたか
  • 大人になってからどのようなときに親の愛を感じたか
  • 子どもにはどのような親孝行をして欲しいと思うか
  • 親孝行していると思うか
  • どのような親孝行をしたか
  • 親や子どもと会話しているか
  • 親との会話内容
  • 子どもとの会話内容
 メディケア生命保険は11月11日、「家族の絆と老後の生活に関する意識調査」結果を発表した。子どもに望む親孝行は、1位「自分のことで心配させない」、2位「自分の話をしてくれる」、3位「話をきいてくれる」で、子どもとの会話を望んでいる親が多いことがわかった。

 同調査は、親孝行や親子の会話の実態、老後の生活に対する意識を探るため、親・配偶者・子どもがいる40~59歳の男女を対象にインターネットリサーチを実施し、1,000名の有効回答を得た。調査期間は10月21日~10月23日。

 大人になってからどのようなときに親の愛を感じたか聞いたところ、「自分の子どもが生まれたとき」が41.6%ともっとも多く、「自分が子育てをしているとき」37.4%、「自分の子どもの成長を感じたとき」37.1%、「自分の近況を気にしてくれたとき」33.0%、「相談相手になってもらったとき」28.6%が続いた。自分が親になり、子育てや子どもの成長を通じて親の愛を感じた人が多いようだ。

 自身が親孝行している人は43.9%で、内容は「親の話をきく」が68.3%ともっとも多く、「親の健康を気遣う」65.8%、「母の日・父の日にプレゼント」64.7%、「お盆や年末年始などに顔をみせる」53.5%、「孫の成長をみてもらう」50.3%が続いた。

 子どもにはどのような親孝行をして欲しいと思うか聞いたところ、「自分のことで心配させない」が50.6%ともっとも多く、「自分の話をしてくれる」43.6%、「話をきいてくれる」33.2%、「一緒に旅行やレジャーに出かける」31.6%、「健康を気遣ってくれる」28.2%、「家事など家のことを手伝ってくれる」27.9%が続いた。2位と3位は「会話」による親孝行が並び、子どもとの会話を望んでいる親が多いと言える。

 親子の会話状況について、自身の親とよく会話している人は53.5%、子どもとよく会話している人は74.1%に上る。性別にみると、親、子どものどちらも女性の方がよく会話しており、親とよく会話しているのは男性41.0%、女性66.0%、子どもとよく会話しているのは男性64.0%、女性84.2%と、どちらも20ポイント以上女性の方が高い。親や子どもとよく会話している人の話題のトップは、どちらも「日常の出来事」で、9割超に上る。会話のネタに困ったときは、日常の出来事を話題にするのがよさそうだ。
《工藤めぐみ》

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